ド派手なギミック枠が注目を集める『CR 牙狼 金色になれ XX』。
稼動を開始して一週間になるが、早くもこの新枠の問題点が浮き彫りになってきた様だ。
まず枠上部にある牙狼の生首ギミック。(TOP画像
)
どうやら熱めのリーチが掛かった場合や大当たり中にこの顔が飛び出すらしい。
2000発出玉の大当たりが中心となるこの機種において、1800発用のドル箱を使用している自店では、大当たり中に箱を替えてもらう必要がある。
そしていざ店員を呼ぼうと頭上の呼び出しランプに手を伸ばすのだが、この顔が邪魔になって呼び出しボタンが押せないのだ。
そんな事態も想定しての事だろう。
枠の横にはこの顔を強制格納する解除スイッチが付いているのである。

しかし、全ての客がそんな事を知っている訳もなく、牙狼のシマからは店員を呼ぶ大声が響き渡っているらしい。
ここで一つの疑問が生まれる。
客にそんな不便な思いをさせ、尚且つ解除スイッチを設けてまで発生させる必要のあるギミックなのだろうかと。
そして、お次は台の右側に付いている剣である。

子供のオモチャにも劣る様なこの剣をイイ歳した大人がグイグイ押し込んでいる姿も滑稽なのだが、まあそれは良い。
問題は、この剣が右側に付いている事なのだ。
右手をハンドルに添えている状態で、この剣を押し込もうとすると必然的に左手を使う事となる。
腕をクロスさせて操作させるなんて、使いやすさ、操作しやすさを考えれば有り得ない設計だ。
もちろんそんな事はメーカーも事前に分かっていたはずだが、そうせざるを得なかった。
設計上、この剣を台の左側に付ける事ができない明確な理由があったからである。
理由としては、まず前面ガラス枠を目一杯開けられなくなる事。
もし左側だと剣が隣の台と干渉して解放角度は90°にも満たないだろう。
そして、ジャバラタイプのサンドが使えなくなる事。
CR機というもの。台の左側には必ずその台専用のサンドユニットが設置されている。
そのサンドにも様々なタイプがあるが、サンドからジャバラで直接上皿に玉が補充されるタイプが剣が邪魔で使えなくなってしまうのだ。
ここでまた一つの疑問が生まれる。
客が使い難いのを承知の上、右側に設けてまで取り付ける必要のある剣なのだろうか。
上皿にあるボタンではダメだったのだろうかと。
この機種(枠)に対するメーカーのイケイケ感は、かなりのものと見て取れる。
しかし、そのイケイケ感と見た目のみで突っ走ってしまい、最終的に今ひとつ使い勝手の悪い物に仕上がってしまった。
私には、そんな中途半端な枠に思えて仕方ない。
そもそもである。
いくら何でもやり過ぎだろう、これは…
稼動を開始して一週間になるが、早くもこの新枠の問題点が浮き彫りになってきた様だ。
まず枠上部にある牙狼の生首ギミック。(TOP画像

どうやら熱めのリーチが掛かった場合や大当たり中にこの顔が飛び出すらしい。
2000発出玉の大当たりが中心となるこの機種において、1800発用のドル箱を使用している自店では、大当たり中に箱を替えてもらう必要がある。
そしていざ店員を呼ぼうと頭上の呼び出しランプに手を伸ばすのだが、この顔が邪魔になって呼び出しボタンが押せないのだ。

そんな事態も想定しての事だろう。
枠の横にはこの顔を強制格納する解除スイッチが付いているのである。

しかし、全ての客がそんな事を知っている訳もなく、牙狼のシマからは店員を呼ぶ大声が響き渡っているらしい。

ここで一つの疑問が生まれる。
客にそんな不便な思いをさせ、尚且つ解除スイッチを設けてまで発生させる必要のあるギミックなのだろうかと。
そして、お次は台の右側に付いている剣である。

子供のオモチャにも劣る様なこの剣をイイ歳した大人がグイグイ押し込んでいる姿も滑稽なのだが、まあそれは良い。
問題は、この剣が右側に付いている事なのだ。
右手をハンドルに添えている状態で、この剣を押し込もうとすると必然的に左手を使う事となる。
腕をクロスさせて操作させるなんて、使いやすさ、操作しやすさを考えれば有り得ない設計だ。
もちろんそんな事はメーカーも事前に分かっていたはずだが、そうせざるを得なかった。
設計上、この剣を台の左側に付ける事ができない明確な理由があったからである。
理由としては、まず前面ガラス枠を目一杯開けられなくなる事。
もし左側だと剣が隣の台と干渉して解放角度は90°にも満たないだろう。
そして、ジャバラタイプのサンドが使えなくなる事。
CR機というもの。台の左側には必ずその台専用のサンドユニットが設置されている。
そのサンドにも様々なタイプがあるが、サンドからジャバラで直接上皿に玉が補充されるタイプが剣が邪魔で使えなくなってしまうのだ。
ここでまた一つの疑問が生まれる。
客が使い難いのを承知の上、右側に設けてまで取り付ける必要のある剣なのだろうか。
上皿にあるボタンではダメだったのだろうかと。
この機種(枠)に対するメーカーのイケイケ感は、かなりのものと見て取れる。
しかし、そのイケイケ感と見た目のみで突っ走ってしまい、最終的に今ひとつ使い勝手の悪い物に仕上がってしまった。
私には、そんな中途半端な枠に思えて仕方ない。
そもそもである。
いくら何でもやり過ぎだろう、これは…
