いかがなものか

最近、ちまたで流行っているのがキャスター付きバッグだ。以前はスッチー（今はアテ
ンダントというらしいが）が乗務を終えてガラガラ音を立てながら威風堂々と空港を闊歩
する際のアイテムとして知られていたが、今や庶民のアイテムになりさがってしまった。

流行りなのだろう、今までそんなに沢山の荷物を持って移動していたの？といいたくな
るくらい誰も彼もがガラガラひきづっている。そして、傍若無人と言う言葉を検索したら
「キャスター付きバッグ」がトップに現れるくらい他人への配慮がない。何度ぶつかりそ
うになって「チッ！」と舌打ちしたことだろうか。いかがなものか。

女性はまだしも、「頭が高い！」どけどけと言う態度でバッグをひきづってくる男性を見ると
「必要なものとそうでないものが判断できなくてバッグに詰め込んだだな」とか
「これくらいの重さも片手でもてないひ弱な男だと自分でいっているようなもの」という見
方をしてしまう。そういうボクは古い考え方のオヤジなのだろうか？

シルエットロマンス

♪恋する女は夢見たがりの……で始まるシルエットロマンスもお気に入りの一曲だ。
サビで
♪茜色のシルエット（シルエットとコーラスが入り半音上がる？）
　ああ　あなたに　恋心ぬすまれて
　もっと　ロマンス　私に仕掛けてきて
　ああ　あなたに　恋もよう染められて
　もっと　ロマンス　ときめきを止めないで
と、歌い上げていく箇所がとってもじーんと来る。

大橋純子の曲でヒットしたが、来生たかおの「シルエットロマンス」も味があって好き
だった。一時期、一世を風靡した来生たかおと来生えつこの兄弟コンビだが、最近
はどうしているのだろう。来生をまた聞こうかな。

株、大幅続落

６日の東京株式市場で、日経平均株価は大幅続落。終値は前日比330円38銭安の
１万3359円51銭だった。 １週間ほど前に、晩年ロックさんが
＞大商いでまだまだあがりそうだ。いつか下げる日が来るはずだが…と、書いていたが、
今日がその日なのか単に踊り場なのかはわからない。わかれば誰も苦労はしない。

今は株をやっていないが、興味はあるので４銘柄は定点観測をしている。そのうちの
一つは今年初め1000円ちょっとだったが、今は2000円だ。ある人に言わせるとその
会社は2500円の価値があるので少なくともそこまではいくらしい。

ボクは気が小さいので、株を実際に持っていれば100円上がったらすぐ売ってしまう
のだが、持っていないので2500円まであがるかどうか冷静に楽しむことができる。

電波男

電車男でなくて残念、電波男の話です。昨日のブログにボクの回りには変な奴はいな
かったと書いたが、ごめんなさいm(__)m１人いました。小学校時代の同級生だった奴で、
ちょっとIQが低かったが変ではなかった。中学校卒業以来初めて会った時に「電波が
飛んでくるので会社は辞めた」と言っていたので、？変な奴になっちゃったなあと思った。

前に、CQ(アマチュア無線）のお店にいた常連客が店主に「今日どこそこへ行ったけれ
どあそこは電波が多くて体の中に入ってきて大変だった」と真顔で話しているのを聞いて
「世間にはおかしな奴がいるな」と思った以来の電波男だった。

同級生も電波が多いと、うっとおしいのが理由で会社は辞めたと言っていた。その同級生
は短パンにランニングシャツ姿で１日中市内を自転車に乗って走り回っている。どうやって
生活をしているのか気になるが、呼び止めて聞いてみたいとは絶対に思わない。

ちょっと危なそうな奴

ボクの回りには犯罪者や、変な奴はいなかったし事件に遭遇したことも幸いなことに
一度もなかった。でも、町中でもたまに変な奴を見かけることがある。あきらかにオカ
シイだろうという奴である。

昨晩、家へ帰る電車の中で見た男が変だった。ちょっと遅めの時間帯で、次が名古
屋駅というシチュエーションなので電車の中はガラガラで、殆どの人が座っていて
それでも空席がある状態だった。その男は連結部の中に１人で立っていた。ケータイで
電話しているわけでもなく、酔っぱらっているわけでもなく、線路の切り替えで連結部は
大きく揺れ動くが揺れ動きながら必死にこらえて前を見て立っていた。

すぐに出てくるだろうと思ってみていたが、結局名古屋駅につくまで出てこなかった。
こうやって文に書くとおかしな奴という感は薄いが、立っている人が殆どいない中で
立っている、しかも扉に囲まれた連結部の中でと言うのは異様だった。自分なりの理由
があってやっているかもしれないが、それをおかしいと思わないところがそもそもオカシ
イと思う。

ジャイアントトらやん

1,2週間前の朝日新聞の書評を見てヤノベケンジの名前を初めて知った。「戦
車の上にアトムスーツ」を着て立っている写真がボクの感性をビビッと刺激した。
撮影した場所がチェルノブイリと知ってさらに興味を引かれた。面白そうな
アーティストだなと思ったが、それだけで終わるのが最近のボクだった。

たまたま地下鉄に乗ったら豊田市美術館の広告でヤノベケンジ展が10月2日まで開催
されているのを見た。これはもう「見に来い」そういう運命だと思って昨日見にいってきた。

最初に遭遇したのがこの写真の「ジャイアントトらやん」だ。比較するスケールがないので
大きさがわかりにくいが全長7.5メートルある。子供が歌を歌ってと言うと歌を歌う。目がひ
かり、大きな腕がブラブラ揺れる。いい歳をして口をあんぐりとあけて見とれてしまう。

この「ジャイアントトらやん」ジャイアントトらやん・ファイヤーといって火も噴いたらしい。
もっと早く知っていれば、見れたのにと残念だ。でも、大満足の１日だった。