「足の爪切り屋」フットケアしろくま+α 爪切りぶろぐ

足の爪切り屋として、日々かかわっている足や爪に関することを書いてゆきます。

86歳の方のフットケア

2017-09-10 | フットケア
まき爪で困っている86歳の女性がフットケアにいらっしゃいました。
腰椎圧迫骨折、両膝の人工関節置換術・・・いろいろな手術をしながらも
シルバーカーを使って、自分の足で歩いてこられました。

「早くケアできればよかった」

86年間巻き爪・・・ではないけれど、もっと早く巻き爪のケアをしてあげたかった・・・
巻き爪のない状態で歩ければ、バランスよく、膝や腰への負担も軽減されたかもしれません。


97歳の方のフットケア

2017-09-09 | フットケア
巻き爪で足の爪が切れずに困っている97歳の女性の方がフットケアにいらっしゃいました。
車いすで来るかも・・・と、準備をしていると、シルバーカーを使って、しっかり自分の足で
歩いてこられました。すごいですね

「足が、がくがくしてしまうんです」

97歳で自分の足で歩けるなんて、すごいなぁと思っていたのですが、
ご本人は、足ががくがくするのは、何かの病気じゃないかと心配されていたようです。
年齢的に筋力が低下し、歩くことがやっとな状態なのかもしれませんが、
もっと早く巻き爪のケアすれば、足ががくがくすることなく歩けたかもしれません


休みのお知らせ

2017-09-02 | お知らせ
急に気温がさがり、秋の気配が深まりました 

9月の休みのお知らせです。

9月19日(火) 

臨時休業 よろしくお願いします。



手術をしたら歩きにくくなった?リウマチの方の巻き爪

2017-08-22 | フットケア
30年前からリウマチで手足の関節が変形している方が巻き爪で
爪が切れずフットケアにいらっしゃいました。

足の関節の変形があると、爪も変形してしまうのですが、この方は
その中でも左足の親指だけがひどく爪が厚く変形していました。
話を聞いてゆくと、左足の親指の変形が強く手術をしたのだそうです。
・・・手術をすると、歩きやすくなり 指の状態がよくなるのでは?
そんなことに思いつつ、医師から手術を勧められたようですが、逆に
手術をしてから親指に力が入らなくなり、歩きにくくなったのだそうです。

関節の変形を改善するための手術をすると 曲がった指がまっすぐになり
歩きやすくなったようにみえるのですが、指をまっすぐにするために
骨を削ったり固定をすることにより、正常な動きができなくなることがあります。
すると、親指に力が入りにくくなり、歩きにくくなります。
さらに、指が動かないことで、巻き爪にもなってしまいます。

巻き爪は一度のケアで改善したのですが、一度手術してしまった指の関節は
元には戻らなため、健康な足の方より巻き爪を再発しやすい傾向にあります。
定期的にケアしつつ足の状態が悪くならないよう、予防的にフットケアを
してゆくことをおすすめしました  








わかりやすいイラストで水虫の話:ガッテン!

2017-08-17 | 本・雑誌・新聞・テレビ
「水虫 驚きの感染ルート」
こんなテーマでテレビ放送があり最近 録画でみました。
・・・おどろきじゃないけれど・・・
水虫は「菌」なので条件が整えば、半年くらいは生きることができます。
これが「ウイルス」と違うところです。
「菌」は、芽胞という殻につつまれているので、その中で生き続けることができるのです。
「ウイルス」は、芽胞などはなく、むき出しの状態なので、条件が悪いとすぐに死んでしまいます。

水虫の菌は、皮膚の角質層、爪では爪の間の隙間に入り込みます。
こんなかんじ  白いひものようなものが水虫の菌です。

すごいですよ!戦ってる!
人間の体は、水虫の菌がやってくると、免疫細胞が菌を攻撃するんです!
これが、自己免疫細胞の働きです 

本来人間は、薬などなくてもこうして自分の体を守るために 
菌やウイルスと戦ってくれる自然治癒力がそなわっているのです 

かゆい=水虫=ヤダ・・・と考えてしまいますが、菌と戦っていることがかゆみの原因なので、
かゆみがある=菌と戦ってくれている= 水虫の菌に感染していますよ、という体からのメッセージです。
かゆみによって、知らせてくれているといいうありがたいことなのです。

しかし、薬を塗って症状を抑えてしまうと、もう治った、と勘違いをしてしまいます。
すると、角質が厚くなり、かゆみ刺激がなくなってしまいます。

さらには、角質が厚いために、皮膚の新陳代謝が悪く、古く乾燥した角質が、ぽろぽろと
剥がれ落ちます。←今回の番組では、これが水虫に感染する原因としています(家庭内感染)
もうひとつ・・・水虫はお風呂場ではだしの時に感染する確率よりも、
水虫菌に感染した角質が剥がれ落ちたものと接することで感染する確率のほうが高い、ということです。
イラストでは、角質が厚いことで  免疫細胞への伝達も弱く、菌と戦えなくなってしまう様子が描かれています。

なんとか戦ってくれても、すべての菌を死滅させることができません。

かゆみは個人差や皮膚のダメージによって感じ方が違うので、すべての人がかゆみを
感じるわけではないのですが、皮膚にダメージがあると、水虫の菌に感染しやすく、
皮膚が傷ついているので、菌を殺す力が弱ってしまっていると考えたほうがよい、
ということになります。

皮膚の表面で増殖する水虫と爪の隙間に入り込んで増殖する水虫とでは対策は少し異なりますが、
基本は、「清潔と保湿」です。番組の中では、薬を塗り続けること と言っていたけど、それは違うかな・・・
自分の自己免疫力で菌と戦える状態にすることが大切だと思います。
清潔とは、皮膚の汚れを水でやさしく落とすこと、保湿とは、クリームを塗ること、です。
私がおすすめする保湿剤は、ヴァセリン です。
ヴァセリンは、薬ではないので、毎日安全に使えることはもちろん、一度塗ると効果が
24時間持続してくれるので、皮膚にいろいろとよいのです。
*爪に関しては、爪の隙間に入った角質を取り除くことが困難なので、
 専門家に相談したほうがよいです ☆ ここなど 


生まれた時の足の爪に巻き爪はありません

2017-08-09 | フットケア


赤ちゃんは偏平足だけど・・・

2017-08-09 | フットケア


ノルディックウォーキングをはじめてみませんか?

2017-08-08 | フットケア

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赤ちゃんの爪切り 深爪に注意!

2017-08-07 | フットケア

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自衛官の靴をチェック!

2017-08-06 | フットケア

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わらじを履いてみました!

2017-08-05 | フットケア
千葉県八千代市の郷土資料館でわらじがあったので履いてみました。
あらためて・・・わらじを履くのは初めてかも・・・

なんだか、かかとがむき出しになっていて歩きにくいのではなかろうか・・・
ちょっとサイズが小さ目なのか、指先が飛び出てしまっているようですが・・・

歩いてみると、指にしっかり力が入ります!
そして、ハナオの下のあたりの生地が少し厚みがあって、
下から前足部のヨコアートをサポートしてくれるので
指に力が入りやすい!
このバランスならば、足の指、足の前側に自然と力が入ります!

わらじの底は薄いのに、コンクリートの室内を歩いても足の裏が痛くない!
むしろ 藁の感触が柔らかく 気持ちがいい!

江戸時代 旅するときは、これで峠を越えて何日も歩いたそうですがこれなら疲れないかも・・・
しかし、1週間ごとに新しいものに交換しないといけなかったそうなので、耐久性はないのですね。

わらじを編む道具もあったそうですから、日常の中で、自分で作ることが当たり前だったのですね。
いろいろと 勉強になりました 

8月のお休み

2017-08-02 | お知らせ
8月になり 梅雨のような曇り空が続いています 
気温も不安定です。体調管理が難しいので用心が必要です。

それでも、季節は夏  
はだしになる機会が多く、足元がき煮る季節です。
なので、爪切り屋フットケアは、とっても忙しい毎日です。


8月12日、13日、15日 お休みをいただきます 

7月のお休み

2017-07-08 | フットケア
7月になり 30℃をこえる日もめずらしくなくなりました。
足の爪もよくのびるので、1ヶ月に一度くらいは 切ったほうがよいでしょう。
爪の伸ばしすぎると,巻き爪になってしまうこともあるので 注意が必要です。

7月 9 . 11 日 お休みをいただきます 



明日からシカゴさんのバーゲン がはじまります

2017-07-07 | フットケア
自分の足に合う靴を選んでくれる靴屋さんから
お知らせが届きました 
シカゴさんの夏靴のバーゲンがはじまります!
夏物ですから これから大活躍します!
043 261 2334 電話してからゆくと ゆっくり靴が選べます 




横紋筋融解症とフットケアの関係

2017-07-03 | フットケア
左右のバランスが悪いことで、片側の足だけに横紋筋融解症の症状が
出ているのではないかと思われる80代の男性のフットケアをしました。
足の状態的には、
左足のぴくつき、炎症がある。右足は、爪の変形がひどいがぴくつき、炎症はない。

この足をケアした時に、右足の爪がこんなに変形していたら、右足ではうまく歩けず、ふんばれないから、
無意識のうちに、左足ばかりに体重をかけて 生活していたのだろうなぁ、と思いました。

今はしっかり病名がついているので、そちらの治療をしているようですが、突然病気になることは少なく、
日常生活の中のマイナス要素の蓄積でなるものですから、日々の生活の中で、体のどこかに過度に負担をかけて
しまうようなことは、できるだけ避けたほうがよいということです。

この方は80代ですから、もし、50代のころから少しずつおかしければ30年かけて悪くしてしまった・・・
そんな経過をたどってしまって今に至るのかもしれません。

足だけではありませんが、自分の体は自分で管理する以外、管理してくれる人はいません。
おかしな部分は、自分で気づいて、改善してゆかなければいけません。