映画と音楽そして旅

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緊急情報 「京都宝塚劇場ラスト・ショー」

2006-01-29 07:16:10 | 映画
 私達の青春時代に限りない夢と希望を与えてくれた、京都宝塚劇場と京都スカラ座(京都市河原町六角)が遂に閉館することになり、ラスト・ショーが行われます。
こうして私達世代にとっての想い出が‥‥また一つ消えていくことになりました。
  以下は劇場のビラの文から‥‥  

 70年間の御愛顧、誠にありがとうございました!
 2006年1月29日をもって京都河原町に、長年灯してまいりましたネオン看板を2つ消灯し、閉館することになりました。
 1935年にオープン以来、河原町の顔として70年間にわたりご愛顧いただいてまいりました「京都宝塚会館」と1954年12月から51年にわたり、ご愛顧戴いてまいりました「京極東宝1・2・3」です。
 河原町における有終の美を飾り、これまでご来場いただきました約2500万人の皆様に、感謝を込めて閉館イベントを実施いたします。
  ではラストショーでお逢いしましょう!(原文のまま)
 
 ラスト・ショーの日程 前売り券好評発売中 全作品500円均一 入替制
 1/28(土) 京都宝塚劇場 太陽がいっぱい 十戒 ローマの休日
      京都スカラ座 日本の一番長い日 用心棒 また逢う日まで
      京極東宝   戦場にかける橋 ジョニーは戦場へ行った 海底軍艦
 1/29(日) 京都宝塚劇場 日本沈没 七人の侍 
      京都スカラ座 ベン・ハー 街の灯 
      京極東宝   荒野の七人 慕情 帰らざる河 

 しばらく出来ていなかった京都のお寺さん参りを1月28日に再開しました。
 前回はウオーキングで少し疲れたので、今回は全コースをクルマで出かけることに致しました。
 目標は四個所の予定でそのうち山科の「元慶寺」と、上京区の「清浄華院」のお参りを済ませ、三番目の「誓願寺」へ向かうため、今出川付近から四条方面へ河原町通を南下しました。
 ご存知の方も多いと思いますがこのお寺さんは、京都一の繁華街「新京極」のド真ん中に鎮座しておられることから、場所が良すぎてクルマでは大変行き難いお寺です。
ですから御池あたりの市営駐車場へ車は放り込んで、‥と云うのが常道なんですが、とにかく行ける所まで行くのが私の悪い癖でして‥
京都のメイン・ストリートの河原町通りも結構交通量は多かったのですが、歩行者の列をかき分けながら幸い裏通りから、うまくお寺の裏門に車が入れたので、お参りの後はお寺さんに車を置かせて貰って、近くの新京極界隈をブラつくことに致しました。
 新京極から四条通へ、そして河原町を北へとお決まりのコース‥すると六角辺りで人ざかり‥スワ何事!と思いきや‥上記の大ニュースだ‥
 これが最後と人目もはばからずシャッター切る人も‥こうなると私も‥と云う訳で今日の緊急特報(?)となりました。
 28日は済んで仕舞いましたが29日はまだ間に合います。
 京極東宝であのマリリン・モンローーの悩ましい歌声が響く1954年本邦公開 総天然色 シネマスコープ(勿論、当時の言葉です)「帰らざる河」「River Of No Return]を観に(聴きに)行って下さい。勿論、立見席でもチケットがあれば‥ですが‥
 長距離夜行列車とか廃線や第三セクター化などによるサヨナラ列車なども、映画館のラスト・イベントもなんか哀愁を誘うと云う点で、共通するものがあるように思います。
 一流ロードショウ劇場としての京都宝塚劇場の、総動員観客数2500万人の中の一人として、都合により参加できなかったことと共に、私にとって‥あるいは京都近辺のオールド・フアンにとっても‥大変寂しい記念日になりました。
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