隠岐から発信!森林・林業普及情報

隠岐地方の森林・林業情報をお届けします。

平成21年度森づくり・資源活用実践事業の募集について 

2009年03月17日 | お知らせ
島根県では、「水と緑の森づくり税」を財源として、県民の皆さんのアイデアと参加を基本とする「森を保全する取り組み」や「森を利用する取り組み」に要する経費に対して交付金を交付しています。みーもくん

 現在、平成21年度事業の募集を行っています。

 皆さんのアイデアあふれるご応募をお待ちしています。                  

 

 ○応募締切  平成21年3月25日(水)

 ○応募先    隠岐地域での取り組みは、隠岐支庁農林局林業部まで   

 

 詳しくは応募要領を参照してください。

    →林業課「水と緑の森づくり」ホームページ 

 

 これまでに隠岐地域で実施された事業はこちらからご覧ください。


隠岐で『森の展示会』を実施しました!

2009年03月13日 | お知らせ

隠岐支庁農林局では、3月3日(火)から8日(日)までの6日間、隠岐の島町の隠岐島文化会館において、豊かな森林や林業の取組みについて住民の皆さんに広く知っていただくためのPR展示を実施しました。

 

 看板 

 

 『しまねの森林フォトコンテスト』入賞作品

 フォトコンテスト

 隠岐の黒松・杉を使ったモデル空間

 隠岐の木

 水と緑の森づくりのPRコーナー

 パネル展示

 森の恵み(特用林産物)の紹介

 特用林産

 隠岐の木を使った生活小物たち

 来場者 

 

期間中、約120名の方にお越しいただきました。ご来場どうもありがとうございました。

それぞれの担当者が、工夫をこらして展示を作成しましたがいかがでしたでしょうか?

初めての試みだったので、至らない点もあったかと思いますが、次回に乞うご期待!

今後も様々な機会を通じて、森林・林業の魅力をご紹介していきたいと思います。


第5回しいたけ栽培講習会(島後)を実施しました!

2009年03月10日 | お知らせ

「原木しいたけ・林野産物振興プロジェクト」では、3月8日(日)、隠岐の島町の(株)吉崎工務店」で、5回目となるしいたけ栽培の講習会を開催しました。当日は、晴天にも恵まれ、45名の方に参加していただきました。

まずは、しいたけの栽培方法や管理の留意点などについて説明がありました。

講師は日本きのこセンター三次支所の入江所長さんです。

 

講習会では次のようなことが説明されました。

・隠岐島後地域は古くからしいたけ栽培が大変盛んで高品質な乾しいたけが多く生産されていたこと

・隠岐地域は比較的湿度が高く気候的にもしいたけ栽培の適地であること

・しかし中国産の増加による価格低迷や生産者の高齢化で生産量は低下してきていること

・一方で近年は、国内産原木しいたけが肥料や農薬を使わない安心、安全で、おいしく体に良い機能性成分が含まれていることで見直されていること

 

その後、これから植菌体験していただいた原木からどのようなしいたけが生えるか、吉崎工務店の生しいたけ発生ハウスを見学していただきました。

しいたけ原木への植菌体験を行いました。今回は事前に穴を開けていたので、「形成菌」という、固めたおがくずにしいたけ菌を培養したものを穴に植菌してもらい、植菌した原木はお持ち帰りいただきました。

今回は、講習のとおり上手に管理できれば、今年の秋にはしいたけが発生します。(一般に使われる「種駒」では来年の秋から発生します。)

    

 

植菌体験の様子

講習会の後は、しいたけ料理の試食会がありました。

炭火焼き、しゃぶしゃぶと様々な調理方法で召し上がっていただきました。

  

「隠岐そば+アカモク」や乾しいたけの販売など、原木しいたけだけでなく、隠岐の産物を再認識されたようでした。

    

この講習会は隠岐島後地域のしいたけ生産の復活を目指した取り組みの一環として、多くの方にしいたけ栽培に親しんでもらい、栽培への新たな参入を期待し開催しています。今回の受講生の中から一人でも多くのしいたけ生産者が誕生することを願っています。 


島前地区でしいたけ栽培講習会を実施しました!

2009年03月10日 | お知らせ

「原木しいたけ・林野産物振興プロジェクト」では、3月7日(土)、西ノ島町の隠岐島前集合庁舎で、20数年ぶりとなるしいたけ栽培の講習会を開催しました。当日は、晴天にも恵まれ、15名の方に参加していただきました。 

まずは、しいたけの栽培方法や管理の留意点などについて説明がありました。

講師は日本きのこセンター三次支所の入江所長さんです。

 

その後、既生産者のホダ場で現地研修を行いました。防風ネットの設置、伏せこみの高さとホダ木の水分の話等今後の生産の参考になれば幸いです。

  

   

この講習会は隠岐島前地域の多くの方にしいたけ栽培に親しんでもらうことを期待し開催しました。


隠岐で『森の展示会』を実施します!

2009年03月03日 | お知らせ

隠岐支庁農林局では、隠岐の豊かな森林やそれを活用した林業分野の取り組みについて住民の皆さんに広く知っていただくためのPR展示を実施します。ぜひご来場ください。みーもくん   みーもくん

 

 1 日時  平成21年3月3日(火)〜3月8日(日)

         時間は概ね8:30から22:00までです

 2 場所  隠岐島文化会館 1階 コミュニケーションホール

         (隠岐の島町西町吉田の二、2番地)

 3 主催  隠岐支庁農林局

 4 内容

       ◎2008「しまねの森林フォトコンテスト」入賞作品展

       県内の恵み豊かな自然、緑豊かな森林の魅力を広く理解して

       いただくために開催されたフォトコンテストの入賞作品10点を

       展示します。今年度の展示は、松江市とこの隠岐会場のみと

       なります。

         作品例2008 大賞作品

 

       ◎水と緑の森づくりPRコーナー

       荒廃した森林を再生し、水を育む緑豊かな森を次の世代に

       引き継ぐための取り組みについて知ってもらうためのパネル

       展示を行います。

 

        ◎「隠岐(しま)の木に囲まれた暮らし」モデル空間

            隠岐産木材の魅力を知っていただくため、県外の展示会でも

       好評だった隠岐の黒松フローリング・杉板で作ったモデル空間

            のほか、隠岐の木で作った木製品を展示します。

          モデル空間の展示 隠岐の木のモデル空間

 

         ◎なるほど!わかった!森の恵み(特用林産物)の魅力紹介

       隠岐の自然が育む特産のしいたけをはじめ、様々な森の恵み

             (特用林産物)の魅力をご紹介します。


世間桜(よのなかざくら)の子どもたちを植樹しました!

2009年03月02日 | お知らせ

島根県指定天然記念物、隠岐の島町元屋(がんや)の世間桜(よのなかざくら)とその周辺は、「みんなでつくる身近な自然観察路」として開花時期を中心に、毎年1,000人を超える人が訪れています。これまで、訪れる人たちのために、地域の皆さんが20年以上も環境整備活動を続けてこられました。

 しかし、樹齢650年を超えていることから、子供たちにこの地域の宝を知ってもらい、後世まで大切に守り伝えてほしいという想いから、世間桜の子どもを育てる取組が「水と緑の森づくり税」の支援を受けて実施されることになりました。

世間桜 世間桜

(満開の世間桜 2008春)

 

 好天に恵まれた3月1日(日)、隠岐の島町元屋地区の皆さんを中心に、子供から大人まで約80名が参加して植栽活動を行いました。今回植樹するのは、2000年に世間桜から採取した種子を育てた苗木です。

 

世間桜のふもとにある伐採跡地に集合して、植樹の説明を聞いた後、苗を植えていきました。

植樹の様子 植樹の様子 植樹の様子 植樹の様子 

 

子供たちが植えた苗には、それぞれの名前を書いたプレートを付けました。

将来にわたって自分の植えた桜が大きく育つのを見守ってくれることでしょう。

植樹の様子

 

参加された皆さん、お疲れさまでした。

集合写真 看板

 

この取り組みは、隠岐支庁農林局・水産局が連携して進めている「森づくりは海づくりプロジェクト」の一環として実施する事業です。

豊かな森づくりは、豊かな海づくりにもつながります。地元の中村の海は、誰もが楽しめる海水浴場でもあり、豊かな漁場でもあります。世間桜の種子から育てた桜の苗木は、今後、何百年と成長を続け、中村の豊かな海を守ってくれるものと思います。