隠岐から発信!森林・林業普及情報

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~森林の仕事を体験!~

2019年11月14日 | 活動紹介

隠岐の島町で林業体験&職場見学会が開催されました

 林業に対し理解を深め、関心をもってもらうため、一般から高校生を対象とした"森林の仕事 林業体験&職場見学会"が島根県林業労働力確保支援センターの主催により、11月9日(土)隠岐島後森林組合及び現地(下西地区山林)で開催されました

  この体験会には、隠岐高校の生徒7名、隠岐養護学校の生徒1名の名の申し込みがありました

合わせてゼミの一貫で来島されていた早稲田大学生6名の飛び入り参加(オープン参加)もあり、にぎやかな体験会となりました

  この林業体験会の指導は、隠岐島後森林組合の職員が担当されます

 隠岐島後森林組合の玄関前に集合すると、組合長から歓迎のあいさつをいただきました

 

 その後下西地区の伐採現場に移動し、まずはプロの作業を見学します

チェンソーによる立木伐採⇒ハーベスタによる枝払・玉切⇒グラップルによるトラックの積込、と丸太を出荷するまでの一連の流れを見ることで、丸太を出荷するまでの工程がわかりやすく理解することができます

 

作業体験に入ります。

専用のヘルメット、防護服を着用し小型チェンソーによる丸太切を体験しました

初めてのチェンソーをおそるおそる触ります

 

 

 

 重機の操作体験では、ザウルスやグラップル、ハーベスタを、森林組合職員の指示により動かします。実際に丸太を掴んだり、地面を掘削したりしてみました。チェンソーもそうですが、若い高校生は直ぐに慣れます

 

植栽体験ではクロマツコンテナ苗の植え付けをおこないました。専用の穴掘器や鍬を使って穴を堀り、丁寧に植え付けていきます。体験作業は以上です

 森林組合に戻り高校生と隠岐島後森林組合の作業職員との交流会(意見交換)をおこないました

交流会では隠岐高校の先輩にあたる若手職員が質問に答えます。

和やかな雰囲気の中、高校生からは「なぜ林業の仕事を選んだのか?」「怪我をしたことがあるか?」などの質問がでました。回答する中にも、林業の仕事への熱意が伝わります

参加した高校生からは次の感想が寄せられました。

 林業の仕事については知らなかったが、隠岐の中でもこの(林業)のような仕事 があることが判った。他の人(生徒)にも伝えたい。

重機の操作が楽しかった。林業の仕事をしてみてもよい、と思った。

植栽が体験できてよかった。楽しく植えることができた。

チェンソーを使い、自分で伐ることができてよい経験となった。

どんな仕事に就きたいのか、今はまだ判らないが、将来を考えるよいきっかけとなった。

参加した高校生が将来職業を選ぶ時、「林業」を選択してくれるとうれしいですね

 

コメント
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