~ 林業学習 ~
隠岐水産高等学校
令和5年11月20日に隠岐水産高等学校にて、1年生約50名を対象に林業学習を実施しました。
島根県においては、林業を産業として成長させることを目指しているところであり、そのためには、担い手となる県内の林業事業体への就職者を継続して確保することが必要です。
このことから、県内の高校から林業事業体への就職や農林第学校林業科への進学者を増やすため、林業学習を授業や課外活動等に導入する高等学校を重点的に支援し、高校生の林業の認知度を高 める取り組みを進めているところです。
※隠岐管内では、令和5年度、隠岐水産高等学校の他に隠岐高等学校、隠岐島前高等学校でも林業学習を実施しました。
管内林業事業体である(有)酒井材木店にご協力いただき、高性能林業機械「ハーベスタ」による玉切り・枝払いの実演や林業機械「グラップル」の操作体験を行いました。
実際に(高性能)林業機械を見る、触れる機会を設けることで、興味の促進を図りました。
併せて、高性能林業機械への理解を深めていただくため、高性能林業機械の種類やその役割等、概要について講義を行い、稼働している様子を視聴(DVD)いただきました。
林業学習終了後のアンケートでは、
「林業機械について知れて良かった。」
「普段乗ることができない林業機械に乗れて貴重な体験になった。」
「林業学習を受けて、林業に少し興味が沸いた。」
「林業にも興味を持てたので、将来の選択肢としても良いと思った。」
などの感想をいただきました。
今回の林業学習を通じて、少しでも林業に認知度が高まり、将来の職業選択の一つに林業が加わってくれるとうれしいです。