~ 林 業 教 育 ~
隠岐水産高等学校
島根県の林業を産業として成長させるためには、県内の林業事業体に就職する新規就業者を継続して確保することが必要です。
このため、県内の高校を卒業する生徒が、県内林業事業体への就職や県立農林大学校林業科への進学につなげるため、「林業教育」を行っています。
このうち隠岐水産高等学校では2回行いました。
第1回目は、令和4年9月14日に農林大学校2年生の方にも来ていただき行いました。
まず、森林の役割(木材を生産・豊かな水を貯える・自然災害を防ぐ等)、森林の種類(人工林・天然林・無立木地・竹林)、循環型林業(収穫・使う・植える・育てる)、そして隠岐の林業の現状を伝えました。
次に、「農林大学校について」を農林大学校2年生に話をしていただき、二代目島根林業PR大使ネルソンズのDVD①を視聴しました。
第2回目は令和4年10月19日に「林業体験」を行いました。
有限会社酒井材木店さんにご協力いただき、ホイール式グラップルの動き(材をつかんでトラックに積み込む1サイクルの流れ)を実演していただきました。
材を実際に持ってもらい、重さを体験してもらいました。
また、チェーンソーを使うときに着用するチャップス(防護服)を実際に着てもらったり、二代目島根林業PR大使ネルソンズのDVD②を視聴しました。
隠岐水産高等学校の先生や生徒さんから感想を頂きました。
・より林業に興味がわいた。
・今回の話を聞いて、林業に興味がもてた。
・林業に興味がありながら体験できる機会が少なく、今回の教室が生徒にとって貴重な体験になった。
将来の職業を選ぶ時に林業が選択肢に加わってくれるとうれしいです。