隠岐から発信!森林・林業普及情報

隠岐地方の森林・林業情報をお届けします。

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大山区のスギ材がUターン!

2013年03月27日 | お知らせ
 3/18に掲載した「隠岐島前の地域材利用について」で紹介した別府港ターミナルに西ノ島町産の木材を利用する話題の続きです。
 西ノ島町の大山区から伐り出したスギ丸太を1月に島後・隠岐の島町のウッドヒル隠岐(製材所)に船輸送。ウッドヒルにて乾燥、製材された後、3/26(火)に製品となって西ノ島町に帰ってきました。製品になった際に、どのようになるのか期待と不安が入り混じっていましたが、とても綺麗な色合いで一安心、どころか「感動」しました。
 ターミナルの施工業者である吉崎工務店の方々も、期待以上の綺麗な色合いで材質も問題なく満足している、とおっしゃっていました。
 H25以降の木材利用に弾みがつきます。
 ちなみに、この地元材は、壁と天井に内装材として使用されます。今回の輸送では、1/3の量が壁材として戻ってきました。残る2/3の材も施工のタイミングに合わせて近々戻ってくる予定です。

<お帰り!大山区のスギたち>




<別府ターミナルの施工状況>
今回は特別に内部を案内していただきました。
梁(はり)、桁(けた)、通し柱など大きなところには集成材が使われていますが、素材は欧州アカマツだそうです。



※2階には採光窓があり、自然光が降り注いでいました。
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「平成25年度 みーもの森づくり事業」の募集が始まりました!

2013年03月22日 | お知らせ
「平成25年度 みーもの森づくり事業」の募集が始まりましたのでお知らせします。

<募集概要>
 募集期間: 平成25年3月22日(金)〜4月26日(金)<必着>
 応募資格: 自治会、NPO、PTA、公民館、企業、市町村、その他の団体
 事業内容:
       <森を保全する取組>
       ●森林内での植林、下草刈り、枝落とし
       ●身近な里山や観光地周辺の松枯れ跡地の処理
       ●森林教室 など
       <森を活用する取組>
       ●公共の施設、商店街など不特定多数の県民が利用する場所へ島根県産木材を使った
        ベンチなどの製品の設置
       ●木工教室 など
 交付金額: 50万円〜200万円 (原則1/2補助)
 採択審査: 一般県民からなる7人の水と緑の森づくり会議委員の意見を聞き、5月末に決定する
 事業期間: 平成25年6月末〜平成26年3月
 応 募 先: 最寄りの農林振興センター等
       ※隠岐郡内に拠点を置く団体等については、隠岐支庁農林局林業部(電話:08512-2-9647)
         までお願いします。

 事業応募に関する手引き、事業実施要領、補助金交付要綱など、詳細につきましては、島根県林業課のホームページに掲載されていますのでご覧ください。
 
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隠岐島前の地域材利用について

2013年03月18日 | お知らせ
 今回は西ノ島町で建設中の別府ターミナルの内装材に地域材を利用する取り組みを紹介します。

 島前地域では、以前はクロマツ中心に生産が行われていました。丸太で本土へ出荷したり、地元の製材所が加工したりと木材産業として成り立っていました。ところが昭和50年代から松くい虫被害が広がり、島前地域の森林面積約8千ヘクタールの半分に相当する約4千ヘクタールのクロマツ林が全滅してしまいました。
 その後、島前地域ではクロマツの被害跡地の再生に向けて造林(植林)を中心とした施業が行われてきましたが、今年度、西ノ島町の別府ターミナルを建設されるにあたり、町内産(西ノ島町大山地区)のスギ材をターミナルの内装として利用するための伐採(利用間伐)が行われました。島前地域での本格的な素材生産が行われるのは久々です。
<取り組みの概要>
【実施者】 隠岐島前森林組合
【概要等】 西ノ島町大山地区共有林、スギ55年生、利用間伐(列状)による実施
【面積等】 0.50ヘクタール、搬出材積:55m3
【助成金】 (利用間伐)森林整備加速化・林業再生事業
      (船輸送費用の一部)隠岐流域林業活性化協議会補助金


 森林組合の作業員の方の多くは、利用間伐を経験したことがないことや、木材搬出を効率的に実施するための高性能林業機械が無いため、想定以上のコストがかかってしまったこと反省点として挙げられます。
 また、島前地域材の利用促進に向けての課題として、島前地域には製材所が無いため、丸太を島後・隠岐の島町のウッドヒル隠岐(製材所)に船で輸送し、製品化されたものをまた船で戻すといった、輸送賃がかかってしまいます。
 冒頭で紹介したとおり、島前地域のおよそ半分に相当するクロマツ林が松くい虫被害により失われましたが、地域内には50年生以上のスギ林も多く存在することから、それらを有効に利用する方法を考え、実践していくことが重要です。
 今回の別府ターミナルへの地域材供給をきっかけとして、島前地域の成熟しつつあるスギなど木材資源を有効に利用する方策について、島前3町村の関係者で検討を重ね、協力し合いながら取り組んでいきたいと考えています。
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県産材で立派な学習机と椅子ができました!

2013年03月12日 | お知らせ
 こんにちは。
 今回は、県産材を使った取り組みの紹介です。
 今年度、海士町教育委員会の取り組みで、海士町の小中学校(海士小学校、福井小学校、海士中学校)に県産ヒノキ材を使用した学習机と椅子のセット160組(児童・生徒全員分)が導入されました。

 各小中学校には組み立て式のキットが届き、組み立てについては、主に子ども達の手によって行われたそうです。
 子ども達は、県内で育ったヒノキに触れて、木の香りや温かみを感じていることでしょう。また、自らの手で組み立てたものとなれば、愛着もわいていることでしょう。この取り組みを通じて、木の良さを実感してもらえれば、と願っています。

 なお、この取り組みは、平成24年度みーもの森づくり事業を活用して実施されました。

 「みーもの森づくり事業」では、以下のような取り組みに対する助成を毎年行っており、平成25年度についても事業募集を行う予定としていますので、お知らせします。詳しくは、県のホームページをご覧ください。

<「みーもの森づくり事業」で対象となる取り組み>
 ■森を保全する取組
  ・森林内での植林、下草刈り、枝落とし
  ・身近な里山や観光地周辺の松枯れ跡地の処理
  ・森林教室、荒廃竹林の伐採 など 
 ■森を利用する取組
  ・公共の施設、商店街等不特定多数の県民が利用する場所へ県産木材を使ったベンチなどの製品の設置
  ・木工教室など木の利用講座、竹を利用した取組 など

<組み立ての様子(海士小学校)>
※写真の掲載については、海士小学校さんの許可を得ています。


<組み立て完了!>
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「ハウジング&リフォームあいち2013」に出展しました!

2013年03月07日 | お知らせ
 平成25年3月1日(金)~3日(日)に愛知県名古屋市で開催された「ハウジング&リフォームあいち2013」に隠岐のクロマツとスギ材を利用したモデルブース(モデルルーム)を展示しました。
 今回の出展にあたり、これまで展示用に使ってきたモデルブースを新調しました。新しいブースのデザインは、松江市の「アトリエカーサ」さん(片寄洋子代表)にお願いし、ウッドヒル隠岐(隠岐の島町原田)が材料を供給、山崎建設(隠岐の島町都万)が制作されました。
 この企画は、越井木材工業(大阪市住之江区)とコラボし、外壁にスギサーモウッド、デッキと格子にクロマツサーモウッドを使用しています。また、2タイプのクロマツサーモサッシも試作していただきました。
※サーモウッド:「熱」と「水」だけを使用する高熱木材乾燥技術により、普通の木材を腐りにくくした高耐久エコ木材

 今回初展示となったブースは、人目を引くデザインであったからか、初日の午前中から多くの来場があった。特に、外壁とサッシの質問多く、越井木材さんは対応に追われ大忙しでした。
 今後も様々なイベントにこのブースを使って展示を行い、隠岐のクロマツやスギのPRに活かしていきたいと考えています。





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豊かな海を育む「キリンビバレッジの森」

2013年03月04日 | お知らせ
 今回は「島根CO2吸収認証制度」に関する話題です。
 島根県では、平成22年度から「島根CO2吸収認証制度」を開始し、企業などによる森づくりの取り組みを推進しています。森づくりの取り組みを、広く県民にお知らせすることで、企業などのイメージアップにもつながっています。

 各企業が様々な方法でこの制度を活用されるなか、キリンビバレッジ株式会社さんは、自動販売機の売り上げの一部を森林整備を目的にご寄付いただいているところですが、西ノ島町役場内にこの自動販売機が設置されていることをきっかけに、今年度は西ノ島町宇賀地域で造林を行うこととなりました。
 造林の実施対象森林には“豊かな海を育む「キリンビバレッジの森」”と命名されることが決定しました!

 また、隠岐島前地域においては、「社団法人 隠岐島前森林復興公社」が核となり、松くい虫被害跡地を再生するための造林事業を20年近く実施していますが、今回のご寄付も、同法人が主体となって実施する造林事業に活用させていただきます。

 ※「島根CO2吸収認証制度」の概要についてはコチラ

<現地の状況>
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