Schnick, Schnack, Schnuck!

40年
改めて...

まさにチームでも"Lehrer"...@Deutschland

2016-10-16 05:32:25 | 選手(Spieler(in))
Michael Hegemann。
いかにもドイツ人らしい名前の選手は90年代生まれの選手が多い2部にあって、70年代生まれのベテラン選手です。
2部全チームでも70年代生まれはMichael以外には4人しかいません。
そしてチーム内でMichaelに次ぐのはMicael KintrupとPasqual Tovornikの89年生まれで、後の選手は全て90年代生まれの中、ドイツ代表57試合と国際試合も豊かな選手が2部のチームと契約しているのは何故か...?
試合を見たらすぐに納得しました。
現在所属のTuSEM EssenはDeutscher MeisterとPokal Siegerを共に3回ずつ獲得と名門の一つですが、そのタイトルも90年代初頭が最後で、2000年代に入って財政問題が発生したこともあり、その後は2部或いは3部と過去の栄華からすると寂しい状態が続いています。
そんなチーム状況の中、Michaelはディフェンスの真ん中で両側の選手たちには常に大声で鼓舞し続け、オフェンスではバックプレーヤーとして要所で得点を挙げています。
この日は大接戦の末の勝利で、なおかつ両チームを通じて1番の得点を挙げる大活躍。
そんなMichaelは、まさにコート上の"トレーナー"で、攻守ともチームを引っ張っています。
普段は小学校のLehrer(先生)。
"生徒"のような選手たちに対し、チームでもまさに"Lehrer"。
(1部復帰を果たしてほしい)チームにとってこの存在感は不可欠ですし、こういった選手はEssenだけでなく、幾つかの2部のチームにも欲しいと思います。
実は自分にとってもMichaelは観戦に行くと頼りにしている選手なのです。
チームにもファンにも頼りになるMichaelです。

試合後、数人の選手とのzusammenの写真で、Micahelを呼んでいる自分の楽しそうな姿の1枚がありました。
もちろん、次の写真にMichaelがいたのは言うまでもありません。