最多の@Crna Gora

昨年暮れにセルヴィアで行われた女子ヨーロッパ選手権。
大会プログラムを見ると、モンテネグロが登録28選手の中で昨シーズンチャンピオンズリーグ優勝したBuducnostが10選手と、最も多いメンバー構成となっています。
次はルーマニアのOltchim Valceaからの9選手となっています。
モンテネグロは今回優勝したので何とも言えませんが、一つのチームから多数選ばれているチーム構成は、逆に国内リーグが一極集中しすぎる嫌いがあって大味の感じがしますが、それでもクラブとしてのチャンピオン、そしてナショナルチームでもチャンピオンになったということで、そういった強化路線も否定できなくなってしまいます。
でも国内リーグを観戦する際にはやはり群雄割拠のほうが見ごたえがあると思うのですが。
ちなみに今月26日からチャンピオンズリーグはメインラウンドが行なわれます。
進出8チーム中、いわゆる中欧諸国のチームは北欧のラルヴィク(ノルウェー)とラナス(デンマーク)を除く6チームと、圧倒的な強さを誇っています。
かつてハンガリーで観戦した試合も、ホームのジェール(Györi ETO KC)とそのシーズン優勝したスロヴェニアのクリム(RK Krim Neutro Roberts)と、やはり中欧同士でしたが、今回も共に進出しています。
特にクリムはスポンサーの入れ替えの関係でクラブ名も頻繁に変わっていますが、屈指の強豪クラブとして毎シーズン存在感を示しています。