Schnick, Schnack, Schnuck!

40年
改めて...

2度目のタイトル@Deutschland

2017-05-31 04:48:09 | 試合(Spiel)
この週末行われたDHB Pokal Final 4。
初戦は"ホーム"のBietigheim対一昨年のPokal Sieger Buxtehuder。
Bietigheimは今シーズン26戦全勝で初のタイトルを獲得。
さらにPokalの開催地も引き受けた上にPokalもチームのメインスポンサーTRIMPの協賛を受け、ダブルタイトルを獲得するのではとの勢いです。
前評判はBietigheimが高い中、ホールは次の試合の両チームのファンの声援を受けたBuxtehuderが開始から得点を重ね、よもやの4-0。
Bietigheimはたまらずタイムアウトを請求し、立て直しにかかりました。
しかし12-7と意外な大差で前半を終えました。
後半も流れは変わらず、結局30-22でBuxtehuderの勝利。
ちなみに30失点は今シーズン、Blomberg相手に31失点(39得点)の1回だけ。
1試合平均23.2点は次いでDortmundの24.5ですが、得失点差は-。
Bietigheimの得失点差は254で、次いでTHC138、TusSies103と、攻守のバランスの良さが際立って勝ち進みました。
第2試合はTusSies対THC。
怪我人が多いTHCは僅か9人だけの登録。
国内屈指の強豪で、12年にはPokal Siegerに輝きましたが、このところはFinal 4で初戦敗退が多く、"リーグのTHC"が続いています。
対するTusSiesは昨シーズン、初めてのヨーロッパカップ参戦(EHF Pokal)にも関わらず、いきなりのファイナリスト。
今シーズンは惜しくもセミファイナル敗退でしたが、ヨーロッパでも強豪入りになりつつあります。
そんな両チームの対戦は最大点差が4点(9-13)の好ゲームで、20-20。
7MTコンテストに入り、THCはオーストリア代表のKatrinが外したのに対し、TusSiesはMarliが決めました。
結局7MT3-2、トータル23-22でTusSiesが初のファイナル進出を決め、Buxtehuderとの決戦となりました。

一昨年、初めての国内タイトルを獲得したBuxtehuderと初のタイトルを目指すTusSiesとのファイナル。
最初に得点をしたのは7MTによるTusSies。
次いでこの試合6点を挙げたJessicaが決め1-1。
以降は最大点差が3点の接戦で24-23と、Buxtehuderが2年振り2回目のPokal Siegerに輝きました。
昨シーズンまではHCLとTHCの2強の様相を呈していましたが(OldenburgなどがPokal Siegerに輝いたこともありましたが)、今シーズン以降は着実に今回の4チームを主に接戦の時代が続きそうな予感です。

Pokalが終わってから、Buxtehuderのオフィスの人からもの凄い知らせを聞きました。
おそらく選手全員、初めてのことでしょうね。
Viel spaß BSV Reise und Urlaub!