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映画 2017-63 男はつらいよ 第32作 口笛を吹く寅次郎

2017-04-21 22:07:18 | 日記
車寅次郎の活躍を描いたシリーズ32作目。マドンナ役に竹下景子を迎え、出戻り娘と寅次郎との切ない交流を描く。脚本は山田洋次と朝間義隆の共同執筆。監督は山田洋次、撮影は高羽哲夫がそれぞれ担当。  妹さくらの夫・博の生家がある、岡山の備中高梁に立ち寄った寅次郎。博の父の三回忌のために墓参するが、そこで寺の娘・朋子と出会う。法要でやって来たさくら一家は、寺に居坐る寅次郎を見て驚愕する。朋子には写真家志望の弟・一道がおり、父親と対立していた。和尚と朋子が養子を迎えるという相談を耳にした寅次郎は、柴又に戻り「仏門に入る」と宣言、修行を開始。そんな寅次郎の元に、一道とその恋人・ひろみが訪ねてくるのだが…。allcinema ONLINE

寅さんのいいところが詰まった作品。さくらの夫の博の父の法要にはじまる。博の父は第一作で非常に印象的な登場人物で、博の人物像をつくる重要な背景。その実家の岡山を舞台に、とても面白い人情劇が繰り広げられる。特に、寅さんのお坊さん姿と、そこにきたさくら一家のやりとりは面白いのなんの。笑いが止まりません。ほかにも、若い中井貴一がお寺の長男ででてきたり、キャスティングでも楽しませてくれます。ひょんなことで知り合いの勧めで観た映画ですが、本当に面白かった。☆4つ。

映画 2017-62 アイアン フィスト

2017-04-21 21:58:56 | 日記
ヒップホップ界のスーパースターRZAが、イーライ・ロスと共同で脚本を手がけ、自ら監督デビューも飾った異色の奇想天外カンフー・ムービー。19世紀の中国を舞台に、父を殺された男と両腕を奪われた鍛冶屋が手を組み、極悪非道な敵を相手に繰り広げる荒唐無稽にして壮絶な復讐劇を、RZAが愛する往年のカンフー映画へのオマージュとともに描く。出演はRZA、ラッセル・クロウ、ルーシー・リュー、リック・ユーン、カン・リー。また「キル・ビル」の音楽を担当して以来、公私にわたって親交のあるクエンティン・タランティーノも“提供”という形でクレジットに名を連ね、本作を強力サポートしている。
 19世紀、無法者が跋扈し、武装グループ同士の抗争が絶えない中国の叢林村(ジャングル・ビレッジ)。名もなき鍛冶屋は、猛獅会と群狼団という敵対する2つの勢力から特注の武器を依頼される。そんな中、土地を治める総督から金塊輸送の護衛を頼まれた猛獅会の首領・金獅子が、部下である銀獅子の裏切りに遭い、非業の死を遂げる。銀獅子は猛獅会を率いて群狼団を殲滅すると、金獅子の息子ゼン・イーのもとにも刺客を送り込み、その命を狙う。やがて、瀕死の重傷を負ったゼン・イーを鍛冶屋が匿うことに。一方、金塊輸送の噂が広まり、叢林村には多くのよそ者が集まっていた。その中には謎の白人ジャック・ナイフの姿も。一方、銀獅子一味に捕まった鍛冶屋は、拷問の末に両腕を切り落とされてしまうのだったが…。<allcinema>

B級映画の掘り出し物。中国歴史もの+アクションヒーロー+ホラー+ヒップホップ。アクションシーンは残虐だが迫力あるし、べたなストーリーながら、それなりに引き込まれるストーリーの魅力もあります。ラッセル・クロウ、ルーシー・リューといった大物も出ていて、全体を通して、楽しめる内容でした。あまりに残虐なシーンが多いのはネガティブですが、映画全体としては楽しめる作品です。カタルシスかな。☆4つです。