企業システム・レビュー・ネット

企業経営を左右する企業情報システム(経営+ITソリューション)のデータバンク作りを目指す

◇企業システム◇イベント/セミナー情報

2009-09-11 09:12:59 | イベント/セミナー情報

 

                  <イベント/セミナー情報>


タイトル:~情報化月間特別行事~
        デジタルJapanの未来像ーeからiへの意義ー<詳細>

会場:ANAインターコンチネンタルホテル東京(東京都港区赤坂1-12-33 )地下1階
    「プロミネンスⅢ」

日時:09年10月1日(木) 午後1時ー4時30分

定員:500人

料金:無料

主催:経済産業省/日本情報処理開発協会

内容:01年の「e-Japan戦略」策定以降、わが国の高度情報通信ネットワーク社会へ
    の流れが加速され、個人情報保護法や地理空間情報活用推進基本法、SOX
    法など個別最適化を促進する各種制度も整備されてきた。そして09年、「i-
    Japan戦略2015」が発表され、デジタル時代の新戦略として次の社会基盤整
    備が開始されようとしている。新たな基軸となる戦略を推進していくにあたり、
    これまでの施策も含め、ビジョンが現実のものとなり全体最適化された時、国
    民や企業にとってどのような課題が解決され、便益がもたらされるのか、生ま
    れてくる「デジタルJapan」の具体像について展望する。

http://www.jipdec.or.jp/seminar/


◇企業システム◇イベント/セミナー情報

2009-09-10 09:35:15 | イベント/セミナー情報

 

               <イベント/セミナー情報>


タイトル:ライバルに差をつける! 流通・小売業のデータ活用例<詳細>

会場:SPSSセミナールーム(東京都渋谷区広尾1丁目1番地39号 恵比寿プライム
    スクェアタワー5F)

日時:09年9月25日(金) 午前10時ー12時

料金:無料

主催:SPSS

内容:POSデータの普及により、単品実績の挙動を追うことが一般的となった小売業
    界にとって、今後さらにデータを活用して利益拡大と競合との差別化を目指す
    ことが急務といわれている。小売業単独のプロモーション改善の取り組みや
    顧客分析、製販協業によるカテゴリマネジメントなど、先行企業の成功例を留
    意点を踏まえながら紹介。


◇企業システム◇OKIカスタマアドテックがスマートフォンの業務用端末をOKIと共同開発

2009-09-08 14:25:36 | システム開発

 【システム開発】OKIカスタマアドテックは、ITシステム刷新の一環として、このたびスマートフォンを業務用端末として用いるカスタマエンジニア(CE)業務支援システム「@スマートCEシステム」をOKIと共同で開発し、自社での導入を開始した。これにともない、全国の約1,200名のCE全員に対して、本年10月末までにスマートフォンが配備される。同システムの導入により、CEはスマートフォンを用いて社内システムやバックオフィスとリアルタイム連携が可能となり、サービス品質の向上、CEおよびバックオフィス側双方の業務効率化、そして顧客満足度(CS)の向上を図る。(OKI/OKIカスタマアドテック:09年9月7日発表)

 【コメント】iPhoneに代表されるスマートフォン( 携帯電話端末の一形態で、ウェブサイトの閲覧や電子メールの送受信といったインターネット利用、スケジュール管理、PCで作成された各種書類ファイルの閲覧といった機能を備え、PCと類似の使い方が可能なもの)に対する関心が高まっている。ただ、日本国内では、携帯電話のWeb対応が進んでいるため、米国のようなiPhonの広範な普及といった状況とは、異なった状況にあることは確かである。それでも今後スマートフォンが広く使われることは間違いなく、特に外勤の営業マンなどが使うことによって、現在の携帯電話+ノートパソコンといたようなスタイルを一変させる可能性を秘めている。

 今回、OKI/OKIカストマアドテックが共同開発した、スマートフォンを用いたCE業務支援システム「@スマートCEシステム」は、そんな時代を先取りしたシステム商品であり、OKIカストマアドテックが実際に自社に導入してその有用性を検証してみせるという面からも注目される。OKIカスタマアドテックでは、これまでCEに携帯電話とノートPCを配備していたが、バックオフィスがCE支援や顧客対応をするにあたり、CEとの連携を十分に満たしてはいなかった。CE側から見ても、必要なときに必要な支援や情報が必ずしも得られないという状況もあった。また、個々のサービスが属人化する傾向があり、様々な顧客へ均一のサービス品質を提供しにくいという問題もあった。このような課題を解決しようとして開発されたのが「@スマートCEシステム」である。

 「@スマートCEシステム」の特徴を挙げると次のようになる。①業務に合わせた端末選択が可能(どのキャリアのどの機種のスマートフォンでも使用可能)。また、携帯電話やノートPCも利用可能②.業務目的に応じてスマートフォン上のアプリケーションを自由に組み換え可能。また、スマートフォンのアプリケーション群と基幹システムとのシームレスな結合を実現③Microsoft SCMDM(企業の業務に利用される Windows Mobile デバイスに対し、堅牢なセキュリティ機能と強力な管理機能を提供するソフトウェア)の採用により、スマートフォンと社内ネットワークのセキュアな常時接続が可能。

 そして、「@スマートCEシステム」導入による期待効果は①顧客満足度(CS)向上②サービス品質の向上③CEとバックオフィス双方の業務効率化ーなどが挙げられる。今後、スマートフォンを使った企業システムが普及すると、携帯電話+ノートパソコンの定番スタイルに「@スマートCEシステム」のようなスマートフォンシステムが取って代わることになりそうだ。(ESN)


◇企業システム◇イベント/セミナー情報

2009-09-08 09:27:57 | イベント/セミナー情報

 

                <イベント・セミナー情報>


タイトル:Officeユーザ様必見!Office2007のこんな便利な使い方
       ◆第一弾◆ Excel業務効率UP編<詳細>

会場:大塚商会 本社ビル セミナールーム(東京都千代田区飯田橋2-18-4)

日時:09年9月28日(月) 午後2時ー5時

定員:100人

料金:無料

主催: 大塚商会 (協賛: マイクロソフト / ウイングアークテクノロジーズ / テプコシス
    テムズ )

内容:Microsoft Excelは多くの企業のさまざまな業務で利用されているが、その集計
    作業等々で苦労されているユーザーは多いと思われる。同セミナーはExcelの
    便利な使い方、アドオンソフトを利用して一歩進んだ使い方をご紹介


◇企業システム◇野村総合研究所(NRI)が企業ユーザー向けに無料OSS相談所開設

2009-09-07 09:30:40 | システム開発

 【システム開発】野村総合研究所(NRI)は、システム基盤のスリム化やシステムコスト削減を急務としている企業向けの無料相談窓口(要件定義後のシステム構築、サポート費は有償サービス)「オープンソースDEシステム構築ホットライン」を開設した。、同ホットラインは、オープンソースを活用したシステム構築で、豊富な経験をもつNRIのスペシャリストが、オープンソースの導入を検討している企業からの相談に無料で応える窓口。システムの処理性能の不満、障害対策、セキュリティや内部統制などの問題解決のために、オープンソースを活用した低コストでのシステム再構築などさまざまなニーズに応える。現在NRI ではこのサービスで約50種類のオープンソース・ソフトウェアに対応している。 (野村総合研究所:09年9月2日発表)

 【コメント】オープンソースソフトウエア(OSS)は、既に啓蒙・普及期を過ぎ、現在本格的活用時代に入ってきている。OSS自体も種類が多様化し、カバーする範囲も当初のOSや開発ツールから、最近では業務アプリケーションにまで及んできている。このような状況において、一部の先進ユーザーならともかく、一般の企業ユーザーでは、OSSの具体的な知識やノウハウを十分にマスターしているとはいえないのが実態ではなかろうか。今回NRIが開設した「オープンソースDEシステム構築ホットライン」は、こんな悩みをもっている企業ユーザーを対象にしたものだ。

 NRIでは09年4月に「ユーザ企業のIT活用実態調査」を行っているので、その調査結果を見てみよう。質問「IT投資・費用の適正化方策は?」についての企業ユーザーの解答は高い方から次のようになる。①システム基盤構成の見直し(70.5%)②サービスレベルの見直し(34.4%)③不要な業務システムの棚卸し(31.5%)④業務アプリケーションパッケージの積極活用(30.5%)⑤システムのアウトソーシング(22.3%)⑥調達価格の見直し(20.4%)⑦業界共通システムの利用(12.2%)⑧マルチベンダ化(6.4%)⑨ITコストの適正化については特に課題はない/認識していない(2.7%)⑩シングルベンダ化(1.0%)⑪その他(4.7%)。この結果を見ると「システム基盤構成の見直し」が圧倒的に多いことが分かる。

 「システム基盤構成の見直し」において、OSSの占める割合は高いし、最近ではクラウド/SaaSなどが登場して、企業ユーザーとしてどう取り組めばいいかは悩みの種だ。今回、NRIはOSS全般を対象に「オープンソースDEシステム構築ホットライン」を開設したが、ミラクルリナックスではLinuxに特化させた同様な取り組を発表した。これは、システム・インテグレーション(SI)企業向けのLinux案件の支援サービス「Linux案件支援プログラム」の提供である。このプログラムは、参加SI企業の営業担当やエンジニアに対し、案件に関連するLinuxのノウハウを無償で提供するもので、ハードウェアメーカとの間で行われた技術検証に基づいた情報なども提供していく予定となっている。 同プログラムでは、「Oracle Database」、企業ユーザに必要となる高可用クラスタ・ソフトウェア「MIRACLE CLUSTERPRO」、マルチOSのバックアップ統合を実現するバックアップ・ソフトウェア「NetVault Backup」、Oracle Databaseのスタンバイサイトを安価・簡易に提供する「MIRACLE StandbyDB X」、VMware ESX/ESXiのバーチャル・アプライアンスにも対応するソフトウェア・ロードバランサ「MIRACLE LoadBalancer」のほか、オープンソース・ソフトウェアの統合監視ソフトウェア「ZABBIX」およびシステム・バックアップソフトウェア「Mondo Rescue」を支援対象としている。

 現在、企業システムは高度化し、一企業ユーザーでは対応できない場面もしばしば起きてくる。このとき欠かせないにが、ベンダーやSI企業のサポートであり、今後このような取り組みが一層充実することが、求められることになろう。(ESN)


◇企業システム◇イベント/セミナー情報

2009-09-04 09:19:02 | イベント/セミナー情報

 

                <イベント/セミナー情報>


タイトル:IT全般統制と今後の課題<詳細>
       ~内部統制2年目における解決策~

会場:新宿パークタワーS34F、東京エレクトロンデバイス セミナールーム(東京都
    新宿区西新宿3-7-1)

定員:30人

料金:無料

主催:東京エレクトロン デバイス(共催:NRIセキュアテクノロジーズ)

内容:内部統制2年目において、IT全般統制が必須項目である事が認識されている
    今、どの様にIT全般統制を実現するか悩んでいる企業が多いと思われる。同
    セミナーでは、IT全般統制の現状を踏まえた上で、必須とされる「予防的統
    制」「発見的統制」をどういったソリューションで実現するか、その概要を紹
    介。


◇企業システム◇イベント/セミナー情報

2009-09-03 09:37:07 | イベント/セミナー情報

 

               <イベント/セミナー情報>


タイトル:総務部向けソリューションセミナー<詳細> 
       ~ パンデミック対策・コスト削減 ~

会場:日本コンピューター・システム 本社 セミナールーム(大阪市中央区城見 1-
    3-7 松下IMPビル 16F)

日時:09年9月17日(木) 午後1時30分ー4時30分

定員:40人

料金:無料

主催:日本コンピューター・システム(共催:NEC/ジャパンメディアシステム)

内容:企業の総務部門の課題となっている「災害対策」や「コスト削減」は益々多様
    化し、複雑になってきている。同セミナーでは、総務部門に求められる課題に
    対するソリューションをご紹介する。


◇企業システム◇日本通運が全社6000人を対象にSaaS型「Salesforce CRM」導入

2009-09-02 09:39:18 | システム開発

 【ユーザー】キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は、セールスフォース・ドットコムのSaaS型CRM(顧客情報管理)システム「Salesforce CRM」を日本通運より受注した。利用対象者は日通グループ全社の法人向け営業要員を中心に6,000名で、物流業界における「Salesforce CRM」の利用としては国内最大級。09年8月から順次同システムの利用IDを配布し、2010年3月に全IDの配布が完了する予定。日本通運では複数の輸送手段を連携させての複合一貫輸送や国際間での取引の増加に伴い、営業先の重複による顧客情報の再入力、報告書作成等の事務作業の煩雑化が深刻な問題となり、グループ全社営業部門への低リスクかつ低コストなCRMシステムの導入と営業プロセスの標準化が急務となっていた。 (キヤノン:09年8月27日発表)

 【コメント】郵政グループがセールスフォース・コムのSaaS型CRMソフト「Salesforce CRM」を日本で始めて大量導入したときは、大きな話題となった。これは当時まだSaaSが認知されておらず、導入のメリット、デメリットの評価が乱れ飛び、その成果に注目が集まったわけであるが、その後、クラウド/SaaSが浸透するに従い、導入ユーザーも次第に増え、現在では企業ユーザーは、クラウド/SaaSとは何かを卒業し、いかにクラウド/SaaSを導入すればいいのかに焦点が移ってきている。そのような背景の下、今回日通グループが国内最大級となる全世界6000人の社員を対象に「Salesforce CRM」の導入の発表は、本格的クラウド/SaaS時代の幕開けを実感させるニュースである。

 ところで、セールス・フォース・コムの「Salesforce CRM」の導入ユーザーはどの位になったかというと、09年7月31日現在、日本郵政グループ、みずほフィナンシャルグループ、三菱 UFJフィナンシャル ・ グループ、損害保険ジャパン、 日立グループ、ジョンソン ・ エンド ・ ジョンソン、 小田急電鉄、 リロケーション ・ ジャパン 、ヤンマーそれにキヤノンMJを含み、世界63,200社に利用されており、今後も導入ユーザーは増える見込みとなっている。

 クラウド/SaaSの大量導入となると、ユーザー企業への導入・運用サポートが十分に行われるかに、関心が集まると思われるが、今回の日通グループの導入では、キヤノンMJが既に「Salesforce CRM」を自社で導入しており、グループ内で6,000人以上の営業要員が利用している。加えてキヤノンMJグループのITソリューション事業の中核会社であるキヤノンITソリューションズでは、各業種向けシステム開発においても実績があるという。今回の受注は、こうしたキヤノンMJグループがもつ「Salesforce CRM」の大規模ユーザーとしてのノウハウとソリューション提案力が高く評価されたことによるもの。

 SaaS型CRMソフト「Salesforce CRM」の大量導入ユーザーが、郵政グループ、キヤノングループそれに今回の日通グループと実績ができてくると、一挙に市場が広がる可能性が出てくると同時に、各種のクラウド/SaaS製品の普及に弾みがつく可能性が出てきた。これまで日本政府もクラウドコンピューティングへの取り組みを強化してきたが、新政府においても引き続き拡大強化路線が続くことを期待する。(ESN)