悲しい旅

この連休は韓国旅行に行く予定でしたが、東京への悲しい旅になりました。


先週の半ば、我が家に突然の訃報が届きました。

夫の兄（二人兄弟です。東京に住んでいました）が平日に

東京の街の中で突然死（過労死）しました。


５０才代の若さで、妻（看護師です）と４人の子供を残して遠い所へ旅立ちました。

死因は心筋梗塞のようです。


ここ数年間は月に１回、

夫は横浜で一人住まいの義母の所へ行き、

同じ日に義兄も義母を訪ね、そこで３人一緒に会っていましたが、

「もっと色々と話しておけばよかった・・・。」と早すぎる兄の死に

言葉をなくしていました。


私は夫に「お兄様の分まで生きて欲しい」と言うのが精一杯でした。

息子に先立たれた御義母様の前では私は泣き崩れる事しかできませんでした。

義姉とも手を取り合って泣きました。

義母と義姉は気丈で、葬儀の最後にはフラフラで倒れた私を随分心配してくれました。


この土、日に無事、お通夜と告別式を東京ですませましたが、

昨日は私は寝込んでいました。

義母や義姉や夫の支えになってあげられない私がとてもなさけないです。


順番で無い死に直面された人も多いと思いますが、

桜のように潔く散るのは見事ですが、

やはり咲いた順に散って欲しい・・・これが今の私の心からの願いです。


どうか、皆様、

残された家族が悲しい想いをし過ぎるので、

過労死などにならないように仕事はほどほどに・・・

無理しないで生きていきましょうね。