開業医の妻のたわごと

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勝手にしやがれ

2009年05月27日 18時03分11秒 | Weblog
我が家は某田舎の交差点(信号ついてるよ~)の角にある。

その一角をうちの医院とバイク屋さんが分けていた。


数年前に隣りのバイク屋さんが夜逃げをし、隣りは更地になった。


交差点の向かい側の角にそれぞれコンビニがあった。

去年、二つともつぶれた。


うちの裏は空き地で、その横は田んぼと川で続きに山がある。


要するに去年の秋頃は交差点にうちの家だけ・・・、

夜は、薄暗い外灯のみの寂しい所となっていた。


が、去年の秋、真隣りに葬儀場が建った。


それが建つ少し前、近隣住人向けの説明会があった。

阻止する力は無い。

泣く泣く我慢するしかなかった。


葬儀が有る時はうちの駐車場が線香クサイ。

洗濯物も線香クサクなる。


患者さんにも「駐車場が線香くさくて困る」と言われた。

へこんだ・・・。


幸い、患者数が減らず、葬儀場の存在に慣れたと思ったら、


交差点の別の一角に(コンビニ跡)2件目の葬儀場があああ・・・

ただ今建設中である。(今秋オープン予定)


もう一軒のコンビニ跡は、な、なんと整骨院になった。

3日前から営業中である。

整骨院は整形外科と同じでは無いが、何だかねぇ。


医院の横と前に葬儀場が出来るなんて、

○○年前に開業する時は夢にも思わなかった事。


もう、こうなったら、矢でも鉄砲でも降ってこい!って感じい。


神戸の友達が

「墓場や葬儀場の横にある病院は流行っているわよ。

だから開業医になろうとする先生は、そんな土地を探してわざわざ建てるんよ。」

と電話で慰めてくれた。


何だか腑に落ちないジンクスであるが

ハ~、そう言えば、

私の入院していた「某癌センター」の窓からは広大な霊園が見えた。

患者さんの誰もが気にしていないようだった。

患者数多かったなあ・・・。(。_・)



「空き地が多いより、建物が建つほうが人の動きがありエエよ」と

言ってくれる人もあった。



確かに隣りでお通夜の儀式がある日には、

親族が泊まり込むのか、建物から明かりがもれてくる。


そこで生きている人の営みがあると思うと、何だか心癒される気もする。


「おくりびと」という映画も流行った事だし、

生きている者が亡くなった人を弔う(とむらう)のは

大事な儀式だと己(おのれ)に言い聞かせた。



だから、生きている事に感謝して、

周囲で起きる色んな事を運命と思い受け入れようと思う今日この頃。


それにしても、

2件目の葬儀場の工事の音、うるさいぞ~!!!
コメント (5)
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