なんという偶然！

雨も上がり、夕方なのであわてて買い物へ出かける。
朝に聞いた、母の調子が悪いというのがちょっと気がかり。
たぶん天気が悪かったからだろうなぁと思って
ス―パーのエスカレーターから何気なしに喫茶店のガラスを覗くと、母らしき影。
ん～～？ひょっとして？具合がよくなって一人で出てきた？

いったん上がったエスカレータを折り返し降りて店内を覗くと
一人でコーヒーを飲んでいたのは、やっぱり母だった。

「一人なの？具合よくなったん？」と声をかけると
驚いて顔を上げたけど、すごく喜んでいた。
少し寝たらだいぶよくなって、ゆっくり買い物に出てきたということだった。

「何か飲む？」とコーヒーを奢ってくれ、
「たまにはお小遣いあげるわね」と1万円くれた。
こっちがあげなきゃならんのに反対やがな！
しかし断る事もないのでありがたく頂いておく。
よほどうれしかったのでしょう。

息子の様子などいろいろ報告してくれて
まぁまぁうまくいってる様子。
卒業制作も追い込みなので、サポートを頼む。

たくさんの荷物だったので、ついて持って行き、家まで送り届ける。
うーん、それにしても1秒ズレてたら、気付かなかったし、逢えてなかった。
偶然は必然？お互いに嬉しい、いい時間でした。
感謝カンシャ。