るんるんぴあの♪

ピアノレスナーERIKO。のつれづれ日記
大阪市都島区友渕町のピアノ教室です

母のお見舞い

2012-12-29 | 家族
母が入居しているホームの主治医が変わったとかで
改めて面談。

今は病状も安定していて、現状維持でいきますとのこと。
そしてぶっちゃけた話、
「何かの時には
どこの病院に運びますか」とかの具体的な話。

あって欲しくはないけど
いつかは来る日のためにお互いに確認しておく。
母は血色もよく、スキンケアなんてほとんどしてないだろうに
ほっぺはピカピカでピンク色。
二言目には「ありがとう~ありがとう~」と合掌して
不穏になることも少ないみたい。
これといって何をするでもなく、
ただ平穏に時間が過ぎていくだけで命はキープ出来ている状態。
私たち現役の労働世代から見ると
籠の鳥のようにも思うけど
本人はどうなのかな、
家族がこの状態をキープしようと思ったら
肉体的にも精神的にも
そして生活の大方の時間を費やさないといけないことを考えると
穏やかな時間を過ごせることが何よりなのだと思う。
これは自分に納得させるために言い聞かせている部分が大きいけど。
歌の時間はいつも大きな声で楽しそうに歌っているそうで
ピアノが弾けなくなってもそんな楽しい時間があればいいと思う。

部屋で母の好きな歌を一緒に歌う。
歌い終わると
「懐かしいねぇ」と笑う。
「私の小さい時によく歌ってくれたから、私も覚えているのよ」
幼い時、母の歌声に深い愛情がこもっていたことを
確かに感じる。
硬直した手をマッサージし、手遊びやじゃんけんをして
この手で仕事をし、家庭を守り、ピアノを弾き、
子供を育ててくれたことを思う。


一日でも長くいてください。


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