るんるんぴあの♪

ピアノレスナーERIKO。のつれづれ日記
大阪市都島区友渕町のピアノ教室です

和顔施

2009-08-16 | こころ
今日はお盆の最終日。
母も少し足がよくなり、出かけることに慣れてきたので
思い切って一緒に遠出。
電車やバスを乗り継いで精舎へお参り。
母は久しぶりに法要に立ち会い、
頑張って精進していた頃の懐かしい友人や
お世話になった方々に挨拶も出来、とても嬉しそう。
私も一緒に居て、母の喜ぶ顔を見ているとホッとして、
連れてきてよかったと思い、心が軽くなる。

梅田で母の晩ご飯の買い物をして、家へ送り
シャワーと晩ご飯や明日のデイサービスの準備をして一旦帰宅。

夜は最寄りの依処で灯籠流しに参座。
今年はハワイでも河口湖でも現地では立ち会えなかったので
せめて同時中継だけでも見させて頂いて
父や友人をはじめ、たくさんのご先祖・諸霊を送らせて頂きました。

今年はお盆棚をきちんとこしらえなかったので
ちょっと心残りなんです。
たとえば親戚が来て家に泊まって頂くというより、
一緒に遊びには行くけど、お泊まりはホテルを使ってね~、
という心持ちで、ちょっとイケてない嫁さんの風情です。
今年は母のことで忙しかったから、ゴメンネ、と言い訳がましいかしら。

でも今日は本当にすがすがしくて、癒されてて
ぜんぜん知らないお隣の人とにこにこ親しくお話ししていたら
「奥さん、お若いわね、30くらいでしょ?」と言われて
これまた若く見られた新記録樹立!
本当の年を言うとびっくりされてました。。。
「奥さんのにこにこされているお顔を見させて頂いたら
私もいつも笑顔でいたいなぁと思いましたわ、ありがとうございます」と
なんやら、くすぐったいお言葉を頂きました。

無財の七施と言ういれど、
心置きなく取り組むと、自然に笑顔が湧いてくる。
おのずと眼施、和顔施、言辞施に取り組めて、
仏様に頭をなでていただいた感じです。

湖面の灯籠は今年も美しかったです。
今日はよい一日でした。感謝。

                           

参考までに「無財の七施」とは。。
地位や財産がなくても、誰もがいつでも容易にできる布施の行,
それが「無財の七施」
次の七つの施しをいいます.

1 眼 施 がんせ      
    慈眼施ともいい、慈しみに満ちた優しいまなざしで、
    すべてに接することをいいます。
    温かい心は、自らの目を通して相手に伝わるのです。

2 和顔施 わげんせ     
    和顔悦色施ともいいます.
    いつもなごやかで穏やかな 顔つきで人や物に接する行為です。
    喜びを素直に顔の表情にあらわしましょう。

3 愛語施 あいごせ     
    言辞施(ごんじせ)の別称もあります。
    文字通り優しい言葉、思いやりのある態度で
    言葉を交わす行ないをいいます。

4 身 施 しんせ      
    捨身施ともいいます。自分の身体で奉仕をすること。
    身体で示すことをさし、自ら進んで他のために尽くす
    気持ちが大切です。

5 心 施 しんせ      
    心慮施。他のために心をくばり、心底から共に喜び
    共に悲しむことができ,他の痛みや苦しみを自らのもの
    として感じ取れる心持ち。

6 牀座施 しょうざせ    
    たとえば自分が疲れていても電車の中で
    喜んで席を譲る行為。
    また競争相手にさえも自分の地位を譲って
    悔いなく過ごせることをいいます。

7 房舎施 ぼうしゃせ    
    風や雨露をしのぐ所を与えること。
    自分が半身濡れながらも、相手に雨がかからないように
    傘を差し掛ける思いやりの行為など。




この中では6番がダメダメです。
すぐ座りたくなってきょろきょろしてしまいます。。。

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