るんるんぴあの♪

ピアノレスナーERIKO。のつれづれ日記
大阪市都島区友渕町のピアノ教室です

作曲家の気持ち

2010-11-12 | レッスングッズ
かなりブログが空きましたけど
元気でやっています。
しかしあることで忙しくてなかなか手が回らずでした。
レッスンも平常通りだし私も元気です。


レッスンの中で簡単なコード分析をして
書き込んだりしながら
自分でコードを弾いてもらう。

たいがいはじめは和音そのまま
じゃーーんとならすブロックコードでOK
で、すこし慣れた頃にバイエルとか小曲がのっていて
自分でそこにコードを書いていくのが
なかなかいいタイミング。
クラシックの作曲家たちの気持ちが見えるところ。

エステン作曲「いずみのほとり」
初級曲集でよく載ってる曲で
左手の伴奏がアルベルティバスをころころ変化させているのが
ややこしいっちゃあ、ややこしいけど
そこがエステンさんの頭をひねりどころとわかる。
だってこの曲CとG7が交互にでてくるだけなんだもん。
コードを書かせて、楽譜通りに弾かせて
ブロックコードでも弾いてみると
「ああああ~~~!」と生徒にもエステンさんの努力が見える。
ただガチャガチャ動いているんじゃないってこと。

「ね、このままだと飽きちゃうよね、
でも何とかしてこのメロディを生かしたいから
左手もコードの響きを補いながら動いてるよねぇ」

弾きながら色々感じていくことを積み重ねていきたい。

スリーコードのなかに一瞬テンションがはいって
「おおっ!?」となるところなど
AMANEちゃんの今やってる楽興の時にも
一番最後にそう言う部分があって
ああ~ここもね!とわかってニコニコ、イイ感じ。
「いつもと違う和音だから弾きにくいなぁ」と思うのと
「ここの響きがしびれるのよね!わかるわぁ!」と思うのと
全然楽しさが違う。
シューベルトさんはここで工夫したのね、
ちゃんと味わって弾かなくっちゃって思うよね。


そういうのを感じて音に出せたらいいなぁ。
一足飛びにはいかないというのは
身を以て知っているので、私もこつこつ楽しみながらやっていきます。


両手になったら コードネームでひいちゃおう(1)~コードタウンの仲間たちとあそんでみよう~ 子どものためのコードネーム入門書
折田 信枝
ヤマハミュージックメディア



このテキスト年齢を問わず使えるので
うちの生徒にはよく持たせています。
勉強で忙しくてあまり練習出来ない生徒にも
楽しく使えるし、
普通に併用していくにも丁寧で使いやすいしわかりやすいです。
折田先生 ありがとうございます。


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (vega)
2010-11-12 09:41:57
両手になったら コードネームでひいちゃおう、PCの横に積んだままです。改めて開いてみるとちょうど今使いたい内容!活用しないてはないですね。ありがとう。
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こんにちは (みらい)
2010-11-12 10:36:05
 こんちには。このご本 何回か、ブログでご紹介されていますね。
 コードはまだまだ勉強中なので、興味あります。今度 楽器店で見てみようと思い、手帳にメモりました^^
 ありがとうございます。
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わかります~ヽ(´ー`)ノ (空美)
2010-11-12 11:01:36
現代は子供向けの曲でも魅力的な響きが使われていますね。
お手本演奏する時に、しばしテンションコードで止まって
味わいながら放心状態になったり(笑)
そこから妄想が始まったり…。
先生が感動してはじめて、生徒にも伝わると思います☆.。
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わぁ (折田)
2010-11-12 14:54:33
ありがとうございます。
ここで紹介してくださったのですね♪
びっくりしました。(笑)

3コードだけに重点を絞って、小さな子供にもコードを身につけられるように作りました。

高校生の男の子にも使っていますが、大きくなると、なかなか身に付かないなぁと痛感しています。
小さい時は、男の子でもブロックと同じような感覚で和音をバラバラにしたりして遊んでくれるんですけどねぇ・・・・

使っていただいてありがとうございます!!
これからもよろしくお願いいたします。
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早速ありがとうございます! (ERIKO。)
2010-11-12 15:14:41
折田先生

とっても便利に使わせていただいてます。
生徒達 楽しんでいますよ!

今後ともよろしくお願いいたします。
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