オタクが頼んできたんでしょうが！

母のマンションのキッチン
もう２０年越えなので、
リフォームしてもいいかなと思っていたところへ
「キッチンをリフォームしませんか」の電話。
いつもは聞かずにさっさと断るんだけど、
なんとなく今はニーズがあるので、話を聞いてみる。

「新製品のパンフ写真をとらせていただくので宣伝費を使う分
お安く出来ます。
お値段だけでもきいてください」

あーあーよくありがちな話だけど
今は本当にいくつか見積もり取りたいので
「では　あいみつとりたいので話だけでも」と来てもらうことに。

翌日の電話
「確認ですが、合い見積をとるんですね。
ほかの業者さんの金額は出揃っていますか？
うちは即決してくれるところしかお話しないので
その金額と比べないとうちの価値はわかりませんけど」

「は？まだオタクが一番目で、合い見積はこれからですけど？」　

「だったら困るんですよね、
いつ頃ほかの答えが出るんですか？
安いものが安いのは当たり前なんで」

なんやねん、
オタクがとにかく会って話を聞いてくれというから
無い日にちを工面して時間作ったのにさ、
あと出しジャンケンしたいからって、今さら渋る気？


「いくらオタクが宣伝費使って安くなるって言っても
こちらのサイフの都合で出せないこともあるから
金額聞かないとわからないじゃないですか。
電話じゃわからないからって言ったのはオタクでしょう。」

「奥様は安いほうがいいんですね、
安いものが安いのは当たり前ですよ」

じゃぁ高いものを高くするのも当たり前ってことね。

「わかりました。
ご縁が無かったってことでこの話は無しにしてください」

「そういうことですね」チン！

ぷんぷん！
なんて失礼なやつ。
オタクの方が飛び込んできたくせに、
勝手に出て行ってしまうのね。

ムッとしましたが、
まぁ　こんなところにはそもそも関わらないでよかったってことです。
これも転ばぬ先の杖、
普段からの信心のお護り頂いたってことですね。
要注意の業者がひとつわかったってことで　ちゃんちゃん！