脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

利他愛??

2015年08月20日 09時55分22秒 | 日記
私は前世では結構、怠け者だったのかな?そして利己主義で自己顕示欲も旺盛・・結構、最悪な人だったんじゃないかと・・それか、そこそこ、裕福な家で何の苦労もなく人を見下して人生を終えた道楽者・・そんな人物像を想像しています。今世の生き方を見れば前世が分かる?みたいなことがネットのどこかに書いてありました。人生は魂の修行。何度も輪廻し成長する?のであれば私自身の魂レベルは、かなり未熟な魂なのでしょう。得よりも【徳】を積む。お金の貯金も大切ですが心に徳の貯金の方がもっと大切なことが50歳を超えてようやく理解したようです。でも?どれだけ理解したかと言えば、ほんの爪の垢ほどでしょうけど。これまでの50年、私は楽してお金を得ようとすると、ことごとく火傷を負いました。そして利己主義に走ると・・周囲に分かってしまい信用も失いました。せっかく友達が出来ても・・少し我が出たり自慢したり・・友人は離れていきますよね?生まれてくる前にいろんな人と約束して今世に誕生してくるそうです。出会いは偶然でなく必然だそうです。それも私の魂の成長のため?なのかなと。生まれてくる前に親を選んで誕生するそうです。この親なら自分の魂の成長になると。私は貧しい夫婦の間に生まれ中学からアルバイトをさせられました。でも稼いだお金は決して家に入れろとは両親から言われず、その変わり可能な限り自分の稼ぎで自分の、欲しい物、やりたいことをさせてくれたのです。『お金は働いて汗を流して稼ぐもんや、ほんで、その汗の結晶を、どう使うか?これがもっと大事な事や。その答えは自分でみつけろ!』父から言われた言葉です。そして・・やっと50歳を超えて脳出血になり身体障害者になって少し父の問いに答えられるようになりました。『人様のために・・』ではないかと。小さな募金や寄付をしてみました。その行為をした瞬間、不思議と胸の奥がポッと温かくなるのです。一瞬だけです。とても気持ちいいンです。病気になる前は自己顕示欲の塊みたいで俺が俺がの勢いが人生を謳歌することと思っていた私は本当に未熟者でしかありません。今でも未熟者ですが1歩前進できたように思います。今は車の運転が障害のため出来ません。妻の運転する軽自動車で移動するのですが『ホンマ、軽自動車で十分と思えるようになりました。』車こそ自己顕示欲の象徴と言えないでしょうか?少し前、妻の実家からの帰り御堂筋から中央大通りに入った矢先、右側車線から猛スピードで追い越した黒いベンツが、その前のクルマを煽りながら車線変更を行って粗々しい運転をしていまいた。俺のベンツが通るんじゃーーどけーー!みたいな。なんと品もなく小さい人物を想像してしまったのですが、せっかくの高級車が単なる暴走族の改造車と変わらない品格に下がってみえたのです。お金も地位もある人かも知れませんが・・妻と思わず顔を見合わせました。人に尽くさずとも人に迷惑をかけないこと、人に不快な思いをさせない行動や言動をすることも利他愛の小さな心掛けではないかな??何が言いたいのか・・とりとめのない内容になりましたが、あとの余生、少しでも利他愛的な行動や言動を心掛けていきたいものです。
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今世

2015年08月20日 09時35分11秒 | わが半生
大手の靴チェーン店で勤務して1年、高槻から枚方のロードサイド店舗は異動になり、婦人靴を担当しました。婦人靴は結構、大変で、その年の流行やサイズの揃え方、パンプスやサンダルは値域や年齢層に合わせた商品構成、また当日はパソコンもなく、手書きのポップを作らなければなりません。枚方の国道1号線沿いに新規開店したのですが交通量も半端なく高槻のオープンの時とは違い、それはそれは盛況で狭い店内は人だかり、11月開店で婦人物の旬と言えばブーツ!カジュアルものからドレスものまで売れる売れる(^^)その中で困ったお客様もいらっしゃいまして(・・;オープンして2~3日でしたかね『あの~!すみません(・・;)』40歳前後の女性がチラシ片手に私に近寄ってきまさした。『はい(^^)何か、お探しでしょうか?』女性は予めチラシにある、お目当ての商品にマジックで◯印で囲んでいたのです。そこに指を指して『これ、まだ、あります?』遠慮がちに聞く女性に私は『はい(^^)ございますよ(^^)』女性の目当ての商品は売れ筋のドレスブーツでした。でも?いざ試し履きするとブーツのファスナーが途中までしか上がりません。『あれ!』思わず声を上げるお客様。『サイズは23㎝でよろしかったですか?』尋ねる私に『うん、23㎝やで(^^)』何度かファスナーを上げようとするのですが、全くダメでした。『製造メーカーや木型によって同じ23㎝でも小さめな商品もございますのでワンサイズ大き目のを履いてみますか?』そこで23.5㎝のを試し履きするも、やはりファスナーは上がりません。どうやら、お客様の【ふくらはき】が太いようです。ブーツでも、デザイン重視で、ふくらはきの部分が細目の商品もありますが、お客様が選んだ商品は、むしろ、ゆったりめのブーツでした。『もう!せっかく気に入ったのに!(・・;)』何度かファスナーを上げてみるのですが全く上がりません。そこでお客様に『1日.2日のお日にちをいだだけまさんか?ふくらはきの部分を伸ばすことはできます。但し、少し、そこのラインが変わりますが?』提案すると?『あら?そうなん?じゃ、お願いしようかな。』お客様の同意を得て少し、ふくらはぎの部分に木型を入れて皮を柔らかくするスプレーを振り2日ほど寝かせました。程よく伸びたのですが、やはりブーツのラインは少々、崩れます。連絡を入れるとお客様は早速、御来店され試し履きされると、ファスナーは上がり、キチンと履くことも出来ました。鏡に向かい履いた御自身を見ながら『せっかく伸ばしてもらったけど、これやめとくわ』私は耳を疑いました。『え?どうしてですか?』一旦、伸ばした商品は再販できません。私は少し焦りました。『そやかて、履いてみると、ここンとこ、どうもね(・・;)』ふくらはきを指差して『気に入らンねん』気に入らない?自分の足に合わしたんやろ!心の中で、そう思いつつ『お客様が望まれるようにさせて頂いたのですし(・・;)』このふくらはぎを伸ばしたブーツも値段も少々、高く、ここで買ってもらわなければ店長からカミナリが落ちます(^^;;そんなことは、御構い無しな客は『ええわ!やめとく、よう考えたら高いし、梅田に行ったら、もっとエエ物、あるしね。ゴメンね(^^)』お客様は、そそくさと店を出て行きました。さてさて残った商品。店長に報告すると怒られるかと思いきや『そうか、仕方ない。ま、新店舗オープンとしてメーカーに融通きくし返品しよか』私はホッとしました。その靴店も、また退職することに(・・;)
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