脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

薬が処方されていなかった!

2015年08月26日 09時13分42秒 | 義母の認知症
8月23日 日曜日、私と妻は大阪の義母宅へと車を走らせていたのです。いつものロケーション。日曜のせいか阪神高速道路も空いていてスムーズに流れた、おかげで50分で豊中に到着。昼少し前に着いたので雑談をしてから近所のファミリーレストランへ食事に行きました。「あんな。。この前、近所の病院に行って薬が処方されてんけど説明書に、いっぱい副作用が書いてあったから先生に言うたら、ほな一旦、やめましょ!って言われてん。」私達夫婦は、てっきりアルツハイマーの進行を遅らせる薬のことかと思い食事を済ませた後、義母の処方箋をそれとなく確認したのです。処方薬はコレステロールを下げる薬と胃腸薬・・『お母さん、それで、先生から止め時ましょって言われた薬って?』妻が尋ねると『そんなん忘れたワ。』一言で終わってしまいました。23日の日曜は、もしかしたら義兄が実家に尋ねてくると思い私達は出向いたのですが結局、夕方になっても義兄は来ることはなかったので、そのまま帰ることに・・この日も義母は本当に認知症?と思わせるほど頭が冴えていたのです。確かに時折、???と思うこともありましたが加齢が原因と思う程度なのです。しかし義母は、おそらく自分自身の頭の中に変化があることを感じていて自宅にはカレンダーにメモ帳があり行事等、キチンとメモしていました。介護保険証やケアマネージャーの名刺、孫や子供の連絡先・・1つのポシェットの中にしまい込んで自分なりに分かりやすいよう管理していたのです。もし、この日に義兄と会うことが出来たら義母の今後のことで話が出来ればと思っていたのですが、それも叶わず。私達は帰宅後、予め用意していた義兄の手紙を再度、確認し『明日、これ郵送する。』詳細は一切、記載せず、一度、話し合いをしたい主旨を記載してあるのですが「お父さんが期待するような反応は無いと思うヨ」妻がボソッと言いました。私は妻に・・『お義兄さんに期待はしてないよ。俺達が、どれだけお義母さんに、してあげられるかを考えてるだけ。お義兄さんは息子や。状況は知る必要がある。それを知って、どう思い、どうするかは、お義兄さん次第で俺は・・でも?実の親やん?それだけや。』妻は暫く黙ってから『遺言書の事やったら会おうって言って認知症やって、だから会おうって言ったら・・電話で済まされへんか?やで!』確かに憤りが無いと言えば嘘になりますが、大切なことは義兄の思いや行動でなく義母を今後、どう支えていくことが出来るか?私は、それだけを考えたいと思っています。処方箋を翌日、義母のかかりつけ医へ電話で問い合わせたところ「申し訳ない・・認知症診断した病院から処方するものと思っていました。」言い訳が返ってきました。私は責めはしませんでした。『○○病院の精神科の医師からの手紙を再度、確認し次回、お義母さんが来院されたら処方します。』医院長自らの謝罪と対応を聞き、ひとまず電話を切ったのですが・・(いい加減なものやな・・)残念な気持ちでいっぱいになりました。認知症と診断され一か月後のことでした。
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