ある朝・・妻が、ゆっくりと『昨夜・・深夜の2時にJRN駅前の交番から連絡があって娘さんを保護してるので迎えに来て欲しいって連絡あってん。お父さん、寝てたし起して心配かけたらアカンから黙って行ったけど・・』妻の話だと娘は複数人の同じ年代の男の子と一緒に行動していたのですが・・やっぱり”男”です。ある一人の男子が『ホテルに行こうや!!』と言い始め残る男の子達も”行こう!”とばかりに無理やり娘を車に乗せようとしたそうです。娘は必死で抵抗して何とかN駅まで行って駅員に助けを求めたところ駅員が交番まで一緒に行ってくれたそうです。さすがに交番に逃げ込まれれば男の子達も諦め、おまわりさんの無事保護とあいなり妻が迎えに行ったようです。日頃から男子をなめてかかり年頃の女の子が深夜、遊びまわると、どうなるか・・娘を迎えに行った帰り・・『私・・何も言わなかった・・あの子・・ボソッと”ごめん”と言ってから二人とも黙って帰ってきてん。今までの私なら”何やってんの!!”って感じで叱りつけたと思うけど・・せぇへんかった。』確かに・・普通の親なら叱って当然でしょう。場合によっては、頬っぺたを叩くくらいも。話を聞いた私も『そんでええんちゃうか。』一言返すのでした。少しは恐い思いも今の娘には必要かも知れません。でも喉元すぎれば熱さ・・という諺もあります。何度か自分で転んで自分で対処していくことが娘にとって一番の薬と思っています。『転ばぬ先の杖・・と思って私も注意してきたけど全く耳に貸さないんやったら自分で捲いた種は自分で積んでもらうしかないね。』苦笑する妻でした。この日から少し・・ほんの少しですが次女に変化が出始めたのです。