脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

拒食症を振り返って2

2015年03月01日 10時56分03秒 | 拒食症との戦い
長女が拒食症になった時は私達には一切、原因がなく『勝手に食べないのが原因』としか思って居らず、とにかく食べる事が出来ない、食べようとしない病気ということしか考えていませんでした。そのため食べなくなった長女に対し妻も私も『なぜ食べない?』とか『食べろ!食べろ!』としか言いませんでした。でも、それが大きな間違いだったのです。言えば言うほど長女は食べなくなり、どんどん痩せていく一方で妻も精神的にかなり追い込まれました・・とにかく食べない、食べられない原因を長女本人に考え長女の心を全く無視していました。長女の拒食がピークになり体重も35キロを切った頃、妻がポツリと言いました。『私が悪いんや。いつも、お姉ちゃんのこと叱ってE香ばかり可愛がってからや。』俯いて涙を流している妻に『俺も・・自分の考えばかりA香におしつけて、あの子の言葉を全く聞こうとせぇへんかったからや。』この気づきになったのは内科・精神科そして大阪の拒食症専門のカウンセラーも通わなくなってからのことでした。大阪の拒食症専門のカウンセラーへ通い始めた頃、カウンセラーは言いました。『本人はカウセリングは原則、しません。お父さん、お母さんがいらっしゃって下さい。そしてお嬢さんとの会話をメモして今後、月2回は来てください。』当初、カウンセラーの言ってる意味が分からず『拒食症は長女やのに・・・なんで長女は来なくていいんや?』やっと・・少し私達夫婦は分かり始めたのです・・でも?まだ理屈上での理解でした。
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