地道それとも？

　毎日を、職探しで動いていると、人生そのものを 考えさせられる。

電車の中では、マックロなリクルートスーツに身を包んだ学生達が、まだまだ 2008年度の就活をしている姿を見つける。車内で履歴書のチェックしている・・・。昨年の2～4月はダブルワークをしていて、夕方～夜の時間、こういった子達が資料請求したものに対して、セミナー案内、その後に希望した子には、グループ面接、選考が進めば、通常の面接 と、スケジュール調整の電話連絡をしていた（いくつもの企業からのアウトソーシング）。早い子は2月の時点でも内定していて、その数も4月になると随分増えていった。今はだんだんと焦ってくる頃なのかもな？

考えていないようで、それぞれの子にも人生設計があるんだろう。
高校生～大学生ぐらいの子達の会話を聞くと、よーく人生語っているしね(笑)

な～んにも 怖くない 若いときは、無謀だろうが 何だろうが 平気だった。
自分には支えてくれる親がいる。保護されていると思う安心感からだろう。

好き好んで選んだ道ではないけれど、今 一家を支える世帯主となり、毎日気を張って、家庭と両立できる程度だが、がむしゃらに働いているのを、地道というのなら、そうじゃない方法もあるのじゃないか？とも思う。

世の中なんだかんだ言って、お金がなければ何もできないんだ・・・。

でも ギャンブルをして勝ち続けることもなければ、空からお金が降ってくるわけでもないし、宝くじ 3億円～♪って、そうそう 当たるわけでもない。何かを掴み取るには、そういう運があることも無きにしも非ずだが、基本的には、それ相応の苦労や努力を積み上げて、人間の大きさになって、形になっていくのだと思う。
何かに成功した人にも、きっと地道なときが有ったはずだ。

私の地道は、不特定多数の人には理解してはもらえない。

ただ 面接は、その場一回きり、時間も限られている・・・。

営業の仕事をしていたときがあった。
営業は「自分を売る」ところからだと教えられた。お客さんに自分を気に入ってもらうのが 第一だった。それと同じで、わずかな時間だけで、自分ならできるって想いを、相手に伝えなければならない。
フレッシュじゃない私は熱意も純粋じゃなくて、相手が話しているときに口を挟みたくなったり^_^;　言葉は丁寧でも、素になってしまいがちなのは、やっぱりオバサンになったってことかもしれない。そういえば、今まで受けた3社ともお茶が出された。お話中に勧められなければ、当然 飲めないだろう。でも ついつい帰り際に「もったいないから、頂いて帰ろう」とか・・・おばちゃん考えなのが、かなり凹む。この時点でアウト？

少しヤケになっているのかもな。また 仕事探しに疲れてきたってことか。
けど、歩いていて見える景色 や すれ違う人たちに和まされることもあるから、まだ 何とか だいじょうぶ かもっ！

※ 金曜日は千駄ヶ谷界隈を彷徨う。キラー通りの Victor Studio を撮ってみた。
　 SMAPも ここのスタジオでレコーディングするのかな？