ロックの学園2011 休校

　2011年3月19日～21日まで開校予定だった「ロックの学園2011」は休校となった。
東北地方太平洋沖地震の影響を受け生徒の安全や計画停電を考慮してのこと。
今回、娘と21日昼に初登校する予定にしていたので、とてもとても残念でならない。

登校はできなくなったが、ロックの学園 粒谷校（公式Twitter）は年中無休。

　「ロックの学園AIR」緊急開校！

全てエアで行われるライヴ。
ハッシュタグによって集結した生徒達。
その9mmライヴが盛り上がったことといったらそれはそれは！
セットリストはないのでリクエストでできあがる。
みんなエアなのに大興奮！！！最高に楽しいひとときを過ごせた。
本当に待ち望んでいたんだな～って。


AIRながら出来上がった9mmのセトリは下記の通り。


中盤にテンションを落とすこともなく続いた。
これはキツイわ～笑


※尚、チケットの払い戻しは購入先によって異なるようなので公式サイトを参照。
　払い戻しには期限があるので注意！（3/25から4/22とのこと）

計画停電が始まって

　17日の空がちょっと変だった。
地震雲というのがあるらしい。この日の空はちょっとそんな感じ。
専門的には違うかもだけど見慣れない雲のような気がした。

本来であれば15日から7連休。
そのうちの数日を母と東北へと旅行に行く予定にしていた。
東北地方太平洋沖地震が有って、さすがに無理だと判断。
その夜に予約したホテルを全てキャンセルした。

だからといって急に「仕事できます！」ともいかず予定通り。
もし人手が足りなければ、声を掛けてくださいと伝え、連休に入った。


14日から始まった計画停電。
都心は免れたようで業務には支障無さそう。

その日、いつものように出勤だと間に合わないので40分ほど早く出る。
西武線が運休となったことから、いきなりくじけてしまう。
たった一駅乗るだけの電車が運休のため、JR駅まではバスを使う。
たまたまスグに乗れてラッキー。でもまるで動かない。
電車が通常の5割位しか動いていないことから車で行こうとする輩が多数。
そりゃそう思うかもしれないけど、この渋滞！！！

なんとかJRの駅近くまで到着。
でも、ん？何やら不穏な空気。この人の列はなんでしょう？



恐る恐る近くに並んでいたサラリーマン男性に尋ねる。

　「この列は何の列でしょうか？」

　『JR中央線上りの乗車待ちの列です。』

な～んて、分かりやすい説明

仕方なく、というか、行かなきゃいけないから並んで待つ。
それが・・・なんてついていたのでしょう！！？
タイミング良かったみたいで、わずか3分ほど待ったら列が進んでいった。
そのまま改札を通れて（規制入場だった）無事乗車！
スムーズに職場に辿り着け、帰りも無事に帰宅できた。
そんな当たり前のことに感謝する日々である。

私達の地域は第3グループ。
14日と15日の計画停電は回避されたが16日からは実施された。
しょっぱなから、夜の停電となってしまい2時間もの間は真っ暗闇。
町も非常用のものしか点されてない。
うちの棟の非常用電灯がどこか初めてわかった！

あとは月明かりだけだった。

集合住宅は電気が止まれば給水用のタンクも動かないため断水になる。
汲み置きをして、ロウソクを用意して、準備万端！
18:20～22:00の間だから、寝てしまってもいいけど寝ない。
息子は寝てしまった。

私は娘とロウソクの灯りで過ごす。


ワンセグで「はじめてのおつかい」を観ていたけど、目に悪いだろうな～。
なぜかスグにトイレに行きたくなった。
心細さが緊張を生むのかトイレが近くなる。
なんと停電中に2人ともロウソクを持ってトイレにいった。

おなか空いたね～。
ガスは使えるので、鶏肉のピリ辛炒めを作ろうとした矢先だった。

ボンッ！復旧。

あ～良かった。電気が使えるってありがたい。
不自由を感じて、当たり前に感謝する。

翌17日は昼下がりから7時までの停電が実施。明るきゃ問題ない～大丈夫。
夜には都心で大規模停電が起こるのではという話だったらしいがなかった。

連休のうち18日だけ仕事に出ることに決定。
私の留守中、昼から夕方にかけての計画停電。
食事の用意と水の汲み置きしておいてから家を出た。
でも明るい時間帯だから気にならないみたいでよかった。

その後、19・20・21は回避が続いているけれど、
以前よりも節電しようという気持ちがうまれているのは確か。

丸2日が過ぎて

　14:46　丸2日が過ぎた。
私のいた職場は震度5強だったらしい。
あのユラユラとした感覚、船酔いのような気持ち悪さ。
ずっとずっと揺れが起きているような感覚。

昨夜、母とスーパーに向かった。
カップ麺やインスタントラーメンの棚が空っぽになっている。
他に、パン類はまるでない。
生鮮食品はそこそこあったけど大豆食品が全く無かった。

今夜も計画停電に備えて（昼や夜どうか未だわかってないため）
懐中電灯や電池、ろうそくの確認と不足しているものを調達に行った。
懐中電灯は自宅のが壊れていたため、昨夜購入（960円）。
今日は電池を探しに行ったけど、もうどこにもなかった。

実家に行くと非常用の蝋燭が見つかった。
33時間点せるそうだ。


他には仏さん用のちっちゃな蝋燭しかなかったけど、数十本もらってきた。

コンビニを何軒か回った。
弁当はあってもパンがない。どこも頑張っているけど追いつかないみたい。
何故かおじさんがあちこち買いものにまわっている。
入荷したばかりのトイレットペーパーを買い占めるおじさんがいた。
コンビニの8個入っているやつを5個全て買い占めていった。

何がしたいの？
TVで観たオイルショックの時を思い出す。

スーパーは米も全く無かった。
食べ物が根こそぎなくなってしまうのか？
ものすごく不安になる。

計画停電対応でしょうか？
フリーザーに入っている商品を移動する作業をしていた。
当たり前のように電力を供給してもらっている毎日。
被災して初めて当たり前の有り難さを知る。

明日も出勤。
小中学校は休校となった。（その後、2:00過ぎの情報）
この地域の停電は午後0:40～3:40だと役所のHPで知った。
昼間であれば子供達も何とかなるでしょう。
23区は停電はないそうなので普通に業務は行われるはずだ。

こんな深夜なのに0:45に放送が入り計画停電の知らせをアナウンスしていた。

でも…
「詳細はホームページをご覧ください」

って、PCが無い人はどうするのよ？
役員の私は階下の掲示板に詳細を書いて貼るべきなのか。

なんだかわからないことだらけで不安が続く。
今日も何度か揺れては11日の14:46の大きな揺れを思い出して震えた。
ただ、いつも揺れている船酔いのような感覚は2日経って消えていた。

悲惨な状況をTVで見続けてると、
PTSD（心的外傷後ストレス障害）になることもあるらしい。
職場に阪神淡路大震災を経験した男性がいるけどトラウマになっているって。
現状を知ることも大切だけど、気持ちを転換させることはもっと大切な気もする。

特に被害の大きかった地域で被災された方達
一日も早くいつもの暮らしを取り戻せますように。

一夜明けて

昨日の東北地方太平洋沖地震で被災された方達のひとりでも多くの無事を祈ります。

今朝のJR駅のホーム。
みな我慢しているのにわめきちらすおばさん、おじさん。
勝手に聞こえて来る声に胸が痛む。
気持ちはわかる。でも違う。
自分さえよければいいのか？
こんなとき人が１番恐ろしいのかも…

年配の方より若い人の方が我慢している。

電車は3割～5割の運転。
いつもよりも30分以上も早く出てきても1時間以上乗れなかった。

結局、振替輸送で西武新宿線の駅からバスを利用することにした。

終夜動いていた西武線は強い。
★

昨日、東京もかなりの揺れで、14:46にも私達は電話対応をしていました。

いきなり大きな揺れではなく、じわじわとした揺れ。
そのうちにでかい横揺れが来て『ヤバい！ヤバい！』と皆の声。

机にもぐる。
凄く長い間の揺れがあって、ややおさまった時。
社内がパタパタと騒がしくなる。
非常入口を確保！扉を開けたままに…
窓も開放した。

ゆらゆらゆらゆら
揺れで船酔いのように気持ち悪くなってきた。

再び大きな揺れがきて、少しおさまったときに上長の指示で外に避難。

携帯電話が全く通じない。

家族や家の様子がわからない。

息子からの電話が繋がった！
不安と安堵の第一声「おかあさん！良かったー」

いろんなものが落ちてきて、皿が何枚も割れてグチャグチャだそう。
でも怪我はない。
良かった。

母と連絡が取れないのが心配。

やがて仕事に戻った。

電話回線がパンクしているのか、かかってくる電話の数も少ない。

関西、四国、九州からの電話は日常と何も変わらない。

神奈川からの電話に、「そちらは大丈夫ですか？」と尋ねる。

大丈夫、犬2匹が丸くなって怯えていたそうだ。

「ありがとう、気をつけてね」

その後も数本しか
電話は鳴らなかった。

仕事を終え、家に帰るのは変わらない。
違うのは電車ではなく徒歩であること。

JRは全く動いていていなかった。目処どころか動きません！と断言された。

歩くしかない。
同じ方向の人と青梅街道を歩き続ける。
まずコンビニで地図を確認、温かいお茶を買う。
環八と交差するところで1人と別れた。

また歩きだす。
スーパーに寄ってトイレを借り、おにぎりを2個と板チョコを買う。

また歩く。
分岐点に来るたびに不安になる。

交番で道を確認。また歩く。

以前、仕事をしてた学校にたどり着く。
なのに徒歩だとわからない苛立ち。
コンビニで地図を確認。

また歩く。

要所要所、歩く人が増えたりいなくなったりした。
「この辺の方ですか？」と尋ねると首を横に振った。
「こっちが駅ですかね？」と聞くと
「それは間違いない」と答えてくれた。
公衆電話を見つけたから家に電話。
家族の声に安堵、涙が出てくる。
周りの人もひたすら家を目指して歩いてる。

パトロール中のお巡りさんを見掛けて聞く。
電車はまだ動いていないそうだ。
落胆…
このときは3時間は経っていた。

4時間後に帰宅。

自転車が飛ぶように売れていた。
車はまるで進んでいなかった。
地元のガソリンスタンドのレギュラーガソリンは売り切れたそうだ。

国民の映画 #2 ＠渋谷PARCO劇場（3/7）

　初日好きな私ですが、今回出遅れてしまいました。
ということで日曜だった初日は取れず、2日目に行ってきました。
ちなみに初日と2日目はプレビュー公演で1000円安いのです(゜o゜)

三谷作品は今もなおチケットが取れないことで有名ですが珍しく取れました。
チケぴのプレミア会員になると少しはチャンスが増えるみたい。
今回はそれでプレミアとプレと受付があったため、2回分確保。
もう一回行ってきます

もはや見るだけで精一杯！以前はいつもパンフを買っていたのですが節約。
したがって詳細はわからぬまま鑑賞をする。

日本人なのにみんなドイツ人？
舞台はとある人物のお屋敷、そこで行われるパーティーといいましょうか。
そこでの群像劇。一人ひとりとっても癖のある人物。
登場した時点でもうキャラが猛烈に立っている 笑

今回のキャストは面白かった。
意外にも初共演の人が多かったみたいでしたけど、感じさせないもの。
時代背景と重なって繰り出される様々なこと。
もちろんそんな中でも笑えるところがいっぱいあって楽しかった。
駆け引きがテンポよい間で展開されていく様子が面白くって…。

もう一回観るのが楽しみです。
やっぱり段田さんと小林さんいい味出してた。