すべては叶わないや

　少し気候がよくなった・・・。
といっても晴れ間が見えただけ、4月にしては寒かった木曜日。
家の近くの あじさい は、未だ未だ葉が茂るのみで蕾はない。そりゃ そうか　勝手に自分の仕事探しに重ねているだけ。今は大地と雨の恵を栄養として貯えている時期なんだ。私もそういう時期？

娘が「これ！」って、GBA（ゲームボーイアドバンス）を差し出して、「たまにはゲームでもしたら」って、逆転裁判（画像）の入ったものを貸してくれた。彼女なりに疲れている私を気遣ってくれているのが よ～く分かる。そこへ空気の読めない息子が「あ！俺、1からやり直したかったんだ！」と さっさと持っていってしまった(笑) しゅんとした娘に「ありがとう、お兄ちゃんが、終わったら やるね」と 伝えて慰めた。

さて、大失敗の1回目の面接を踏まえて、面接2回目は、その日午後からだった。
あ～ 何だかドキドキ！
大分 気持ちはゆったりしてきたし、自信だって 持とう！と気合を入れる。
スーツで闊歩するのも、前より板についてきたかも！

“ひとつでも抜きん出てること”

これを アピールするには、どこに重点を置こうか？！
ハキハキとするだけでも、伝わることが 変わってくるはず。
大体、希望する職種は一致している必要があるので、迷いのある返答はダメだ。
それに「これが やりたい！」に一貫した熱い気持ちや姿勢ってものがないと、行き当たりバッタリに思われる。


そういえば、履歴書を送付している他の2企業！まだ返事をいただいていない。
ひとつは3週間、もうひとつは2週間経った。
選考に時間が掛かるといっても、ちょいと長すぎじゃないか？

だけど ハローワークでの検索は なるべく怠らず通う。
人気のある企業は申込みが殺到し、すぐに募集を締め切ってしまうこともある。
条件を絞っていくと、それだけ倍率の高いものばかりに募集することとなる。
厳しい現状だが、長く続けるためには、条件、そして自分に合っていることが大切なのだ。

ここで 不図 気がつく。
若いときは、一から経験もできるし、何でも伸長していけるはずなのに「これでいいや♪」って、その場しのぎの適当な職についてしまいがち。でも、本当は早いうちから「これ！！」って決めて、業界と職種は絞っておいた方がいい。私のように、旬が過ぎてしまってから焦る　中途採用の人材は、即戦力にならなきゃ 採用してはもらえないからだ。

あーあ、そう自分で書いていて、面接前なのに落ち込んできた。
いまさら、今週始まった月九ドラマ「プロポーズ大作戦」の山ピーみたいに、タイムスリップして、過去をやり直すことはできないのだから・・・

そして・・・

行って来た。撃沈！
この私、不覚にも 面接中に泣いてしまった
こんな人、初めてでは？

子供達の学校のこともあって、自分のペースで生活が出来なくて、なのに仕事探ししなくてはならない・・・元気になったと思っていたけど、お話を聞いていて、張り詰めている自分がいるのが 分かった！すぐには立ち直れないや
なんというか、私自身が、思いっきり仕事に入り込めれば解決できること。 だが、やっぱり 子供達のことがあると 放りっぱなしで仕事に没頭することは できないから、どうしても あるところからは 制限がかかってしまう。で、やりたい、やれない、葛藤が自分の中にあって・・・「一度っきりの人生でしょ？」と 思ったら、ハラハラと泣けてきた。バカだ

「やりたいこと」をするための解決法は・・・家事をしてもらえる人を雇えるお金？
「こんなとき、妻がいたらなぁ～」だ。←完璧に男の人の気分。

そもそも行きの電車で読んだ「就職ステップガイド」の職務経歴書の書き方で落ち込んでいた。

- 年齢が高くなると、経験も多くなるが、2枚にまとめよう！ -

って、派遣や契約が多いんだから、そんなのとっても無理！！まぁ、端折ってしまえばいいかもしれないが、年月を書こうとすると、間が開いてしまうし、間が開くと、この期間は何をしていたのか？になるだろう。こんな半端に豊富な経験、良しと思ってくれる企業は少ないんだろうなって今さら思った

それに、ハローワークで扱う企業、大手企業が少ないのは分かっていた。
だから中小企業。つまり 一般事務 といっても幅広く、プラスα・・・何でも業務をこなさなきゃいけないところが圧倒的に多い。実際に会って話を聞くと、「希望した業務内容と条件」が違っていたというのも稀ではない。

数少ない面接の機会、会って話す前に、ハローワークの担当者に業務内容を確認するのにも、聞き方が微妙になって、聞けない場合もある。う～ん　春を迎えずして夏が来てしまうよー

暮らせなくなると、取り敢えず派遣　って、悪循環の繰り返しだ。その派遣でさえも厳しい年齢に差し掛かってきている。

そんな 落ち込みモードなのだが、連絡が来ていなかった2社の両方から連絡あり　書類選考は通ったってことだ。何人を面接するかは分からないが、倍率高かったのに・・・びっくり　この日に行ってきた会社には、30ぐらい応募があったとのことだった。こう立て続けに面接とは・・・？

負った傷を治せず、また別のところへ向かうのはキツイ。
が、なんとか気持ちを切り替えていくしかないや。

「やりたいこと」と「やれること」---結局は これ。

両立できない！でも 生活しなくてはいけない。
だから よくある「OLの結婚までの腰掛的な仕事」を選んでいくしかないのか？オフィスで、お茶汲みして、コピーして、対面的にはニコニコしていればよくて、給湯室で噂や愚痴などをお喋り。必ず定時には、帰れるようなポジション・・・。って、それをするには とっくに旬が過ぎているぞっ

きびしぃ～

あれ？

　東京は冬に逆戻り？　水曜日は保護者会に行った。
しかも ご丁寧に 雨まで降ってくれちゃった

校内は案の定寒く、月曜日に続き またもや凍える。
でも 真冬の格好で出かけたはずなのに・・・体が弱っているのか？
帰り道では、重い荷物と寒さで、手が凍えて自由に動かない

クラスに入り、息子の代わりに息子の席に座る。
なぜ 本人はいないのか・・・。
そうだった 「もう あそこは嫌だっ」 って言われたんだ。
私だけが、しがみついている感じだが、保護者会だったし、
新しいクラスのみんな（先生・生徒・保護者）にも顔見せしておくべきだと。
養護の先生とも 現状と 少しこれからのことの話をしてきた。
PTA会費、事務室には年間授業料を支払った。
などなど・・・。

前年度に一緒のクラスだった子供とすれ違う。
「久しぶり！元気？」と声を掛けた。

　あれ？
　さっきはクラスのみんなとHRに参加した。
　なんで！？息子じゃないの？

かれこれ トータル4時間余も 学校にいた。
本人の気持ちと裏腹に 私は「未だ ここでやるべきことがある！」と思っているのだ。
学校にいて利用できることは利用したい。今後の何かに繋がっていくのなら！と思う。

帰宅して、息子に学校の様子を話し始めた。
が、一切 聞くことを受入れず。拒否だ・・・仕方ないな。

これから学校以外のところで動くことになりそう。
とにかく とっかかりとなるような行動を起こすべきかな。
自閉症協会のアスペ部会 や 支援センターの面談・・・
それから 発達障害クリニックの受診は可能であれば学校医に紹介してもらう。
みな幼少期から受診しているので、分かって間もない息子の受診は難しいのだそう。何故？？？

仕事が決まるまでのしばらく、学校は・・・私が生徒のように行くか。