あっ、軍曹さんがこんなところに居るでっすゥ~♪
・・この意味分かった人、私大好きです。(笑)
閑話休題!
世の中には陽の目を見ずに消えて行った凄いバンドが沢山有りますよね。
今日の1枚は、多分そんな沢山のバンドのひとつであるToad(トード)が残した1stアルバム“Toad”です。
Toadはスイスで結成され、当時ヨーロッパ方面で一部評価を受けたものの、'70年代後半にひっそり消えていったブルーズ・ロック・バンドとのこと。
ひょんなことからこの作品を聴くまで、私は彼等の存在を全く知りませんでした。
バンドネーム“Toad”は、イタリア語で“ヒキガエル”を意味するそうです。
personnel:
Benj Jaeger(vo)
Cosimo Lampis(d)
Vittorio Vergeat(g,vo)
Werner Froehlich(b)
リーダーでギターのVittorio Vergeat(ヴィットリオ・ヴァジャー)はイタリア生まれですがスイスで育ちギタリストを目指すようになりました。
最初イタリアで活動を始め'60年代後半にスイス周辺でそこそこ有名になりましたが、ワールドワイドに打って出るため'70にToadを結成したとのこと。
Toadとしては3枚の作品を残してますが、ヴォーカルのBenj Jaeger(ベ二ー・イェガー)はライヴでのギターソロの長さに嫌気が差し、この1stのリリースを待たず脱退してしまいました。
その後ヴィットリオが自らヴォーカルをとりトリオ編制で活動を続けたようです。
そんな彼等のこの作品は、若気の至りとも言うべきはみ出しそうなパワーに溢れた好演が詰まってますネ。
【Toad LtoR:Vergeat,Lampis,Froehlich,Jaeger】
tracks:
1.Cotton Wood Hill
2.Life That Ain't Worth Living
3.Tank
4.They Say I'm Mad
5.Life Goes On
6.Pig's Walk
7.The One I Mean
bonus tracks:
8.Stay
9.Animals World
音は、ずばりカッチョエー!って感じの、バリバリのハード・ロックです。
まさに70年代の音というか、ノーギミックなストレートサウンドと言いましょうか。
イメージを敢えて例えるならJimmy Page meets Tim Bogert?
ヴィットリオのギターはストラト系のシングルコイルぽい音ですが、アンプに直にぶち込んだままのナチュラル・ドライヴでガンガン弾いてる感じです。
曲によってワウも使ってますが、多分ノーエフェクトじゃないかな。
ジミヘンあたりを彷彿させるブルーズ・ベースのリックが中心で、アメリカ指向を強く感じます。
若干線が細いですが、存在感が凄いギターですね・・決してテクニシャンではありませんがネ。
そしてサウンドの要として、Werner Froehlich(ヴェルナー・フレーリヒ)の野太く良く動くベースの存在が効いてます。
前出のティム・ボガートをも連想させ、リード・ベースとも言えそうなくらい饒舌でパワフルなラインを刻んでいます。
Cosimo Lampis(コジモ・ランピス)のドラムは、例えるならエアロのJoey Kramerみたいなタイプで、パワー&スピード命みたいな感じ。
力強くしっかりボトムを支えてるドラムですね。
イェガーのヴォーカルも、少しハスキーでハンサム系の声・・生憎例えるべき姿が思い浮かびませんが。
いずれにしても、メンバー全員の力量は並外れてますね。
【LtoR:Froehlich,Lampis,Vergeat】
全編を通じ、ゴリゴリのリフ応酬といった古き良きハードロックです・・しかもチョイプログレ臭もあります。
クニュクニュしたギターのピッキング具合やバッキングパターンなどが妙に懐かしさを感じさせますね。
#1を聴いて脳裏を掠めるのは、なぜかNovella・・ってか高橋ヨシロウ氏のイメージなんですね。
・・そういや声の感じも似てなくもないかも。
ハード&ハードで押しまくり、#4ではブルーズ!しかも超個性的ですね。
ギターソロになると妙に力んでるのか、ずっとシャープ気味なままなのが生々しくて、上下1音ビブラートなんてザラ。(笑)
とにかく熱い!熱血ギタ~って感じですね。
プログレ嗜好が強く感じられる曲は#5で、12分弱の長尺な曲ですが、これがまた凄い。
よく言えば組曲形式みたいな構成で、途中アコースティックを交えながら盛り上がりテーマに還ってゆくという、いわば王道行ってます。
長いけどカッチョええですね・・特に最後のテーマに還る前の盛り上げ方が実にいいすね。ク~!
そして一押しが#6・・まるでZepやん!(笑)ワウ攻勢がカッチョエ~!
最後はスパニッシュなガットギター&ヴォーカルでヨーロピアンにクロージング。
ボートラ2曲もハード&プログレ嗜好で妙に心地よいです。
ちょっと褒めすぎかもしれませんが、よく知らないけどThe Answerとかのザックリ系ハードロックが好きな若者達にも受けそうな音じゃないでしょうかね。
・・古の世には実に凄いバンドがあったもんです。
この勢いで2nd&3rdも聴いてみようと思ってます。(笑)
・・この意味分かった人、私大好きです。(笑)
閑話休題!
世の中には陽の目を見ずに消えて行った凄いバンドが沢山有りますよね。
今日の1枚は、多分そんな沢山のバンドのひとつであるToad(トード)が残した1stアルバム“Toad”です。
Toadはスイスで結成され、当時ヨーロッパ方面で一部評価を受けたものの、'70年代後半にひっそり消えていったブルーズ・ロック・バンドとのこと。
ひょんなことからこの作品を聴くまで、私は彼等の存在を全く知りませんでした。
バンドネーム“Toad”は、イタリア語で“ヒキガエル”を意味するそうです。
personnel:
Benj Jaeger(vo)
Cosimo Lampis(d)
Vittorio Vergeat(g,vo)
Werner Froehlich(b)
リーダーでギターのVittorio Vergeat(ヴィットリオ・ヴァジャー)はイタリア生まれですがスイスで育ちギタリストを目指すようになりました。
最初イタリアで活動を始め'60年代後半にスイス周辺でそこそこ有名になりましたが、ワールドワイドに打って出るため'70にToadを結成したとのこと。
Toadとしては3枚の作品を残してますが、ヴォーカルのBenj Jaeger(ベ二ー・イェガー)はライヴでのギターソロの長さに嫌気が差し、この1stのリリースを待たず脱退してしまいました。
その後ヴィットリオが自らヴォーカルをとりトリオ編制で活動を続けたようです。
そんな彼等のこの作品は、若気の至りとも言うべきはみ出しそうなパワーに溢れた好演が詰まってますネ。
【Toad LtoR:Vergeat,Lampis,Froehlich,Jaeger】
tracks:
1.Cotton Wood Hill
2.Life That Ain't Worth Living
3.Tank
4.They Say I'm Mad
5.Life Goes On
6.Pig's Walk
7.The One I Mean
bonus tracks:
8.Stay
9.Animals World
音は、ずばりカッチョエー!って感じの、バリバリのハード・ロックです。
まさに70年代の音というか、ノーギミックなストレートサウンドと言いましょうか。
イメージを敢えて例えるならJimmy Page meets Tim Bogert?
ヴィットリオのギターはストラト系のシングルコイルぽい音ですが、アンプに直にぶち込んだままのナチュラル・ドライヴでガンガン弾いてる感じです。
曲によってワウも使ってますが、多分ノーエフェクトじゃないかな。
ジミヘンあたりを彷彿させるブルーズ・ベースのリックが中心で、アメリカ指向を強く感じます。
若干線が細いですが、存在感が凄いギターですね・・決してテクニシャンではありませんがネ。
そしてサウンドの要として、Werner Froehlich(ヴェルナー・フレーリヒ)の野太く良く動くベースの存在が効いてます。
前出のティム・ボガートをも連想させ、リード・ベースとも言えそうなくらい饒舌でパワフルなラインを刻んでいます。
Cosimo Lampis(コジモ・ランピス)のドラムは、例えるならエアロのJoey Kramerみたいなタイプで、パワー&スピード命みたいな感じ。
力強くしっかりボトムを支えてるドラムですね。
イェガーのヴォーカルも、少しハスキーでハンサム系の声・・生憎例えるべき姿が思い浮かびませんが。
いずれにしても、メンバー全員の力量は並外れてますね。
【LtoR:Froehlich,Lampis,Vergeat】
全編を通じ、ゴリゴリのリフ応酬といった古き良きハードロックです・・しかもチョイプログレ臭もあります。
クニュクニュしたギターのピッキング具合やバッキングパターンなどが妙に懐かしさを感じさせますね。
#1を聴いて脳裏を掠めるのは、なぜかNovella・・ってか高橋ヨシロウ氏のイメージなんですね。
・・そういや声の感じも似てなくもないかも。
ハード&ハードで押しまくり、#4ではブルーズ!しかも超個性的ですね。
ギターソロになると妙に力んでるのか、ずっとシャープ気味なままなのが生々しくて、上下1音ビブラートなんてザラ。(笑)
とにかく熱い!熱血ギタ~って感じですね。
プログレ嗜好が強く感じられる曲は#5で、12分弱の長尺な曲ですが、これがまた凄い。
よく言えば組曲形式みたいな構成で、途中アコースティックを交えながら盛り上がりテーマに還ってゆくという、いわば王道行ってます。
長いけどカッチョええですね・・特に最後のテーマに還る前の盛り上げ方が実にいいすね。ク~!
そして一押しが#6・・まるでZepやん!(笑)ワウ攻勢がカッチョエ~!
最後はスパニッシュなガットギター&ヴォーカルでヨーロピアンにクロージング。
ボートラ2曲もハード&プログレ嗜好で妙に心地よいです。
ちょっと褒めすぎかもしれませんが、よく知らないけどThe Answerとかのザックリ系ハードロックが好きな若者達にも受けそうな音じゃないでしょうかね。
・・古の世には実に凄いバンドがあったもんです。
この勢いで2nd&3rdも聴いてみようと思ってます。(笑)
詳しく書いていらっしゃいますね。
私もベースが結構力強くって、ドラムもパワフル。
ギターは我武者羅でほんと、
やっぱり私はドイツのバンドを彷彿してるようで好きなんですよ~
ライナーが充実してたもんで、つい・・。(汗)
ヨーロッパは奥が深いですね。
今、オーストリア出身のギタリストに夢中です。