国を亡ぼすものは何であるかというと、
ギボンが「ローマ帝国衰亡史」において述べたように、
キリスト教である。
キリスト教こそ、人を亡ぼし、国を亡ぼし、人類を亡ぼす災いである。
この宗教は、人間の正常な独立心を骨抜きにし、
普通の倫理観を麻痺させ、病的な依頼心ばかりを鼓吹する。
この宗教に感染されて、人も国もその根底から腐敗せざるを得ない。
ローマがそのようにして亡び、ドイツがそのようにして亡び、
オランダも英米もそのようにして亡んだ。
もちろんキリスト御自身は人も国も救い給う、
しかしキリスト教は人も国も亡ぼす。 . . . 本文を読む