新約聖書を読み解く際に、最も必要なことは、
旧約聖書を十分に理解することである。
「新約が旧約を土台にしている」からではない。
使徒パウロもローマ書序言において指摘しているように(ローマ書1-2)、
まさに旧約聖書において、イエス・キリストが呼吸しているからだ。
(パウロ当時、まだ旧約聖書は今の形に形成されていなかったから、
ここでいうところの旧約聖書とは、モーゼ五書・預言書・詩篇を指す) . . . 本文を読む
「わたしはある」ということを信じないのであれば、
あなた方は罪のうちに死ぬことになる。
「あなたは一体どなたですか?」
「わたしはあなた方について、語るべきこと裁くべきことがある」
(ヨハネ福音書8-24~26/新共同訳)
翻訳された聖書を読む際に、最も注意せねばならないことは、
訳者が翻訳する際に、自分の先入観を混入させることである。
その良き例が、上記の聖句である。
「文字上」に . . . 本文を読む