私はいのちをいといます。
私はいつまでも生きたくはありません。
私にかまわないでください。
私の日々はむなしいものです。(ヨブ記7-16)
私は、いつも朝目覚めて思う。
今日はしっかり義務を果たす一日でありたい、と。
仕事を誠実に果たし、子どもに一生懸命関与し、
ブログを掲載し、自分の意見を発表するため本を執筆し、
無我夢中で働いてクタクタになり、
今日も何の成果もなかったことを悔 . . . 本文を読む
私たちの大祭司は、
私たちの弱さに同情できない方ではありません。
罪は犯されませんでしたが、すべての点で、
私たちと同じように、試みに会われたのです。(ヘブル書4-15)
人間は、何かに頼らなければ生きていけない。
完全独立な人間であることを目指して、
人はニーチェのように発狂せざるを得ないのである。
この不条理な人生において、我らを慰める者は誰か?
家族か?友人か?同僚か?恋人か? . . . 本文を読む
定めの時が来たので、
神はご自身の御子を遣わした。(ガラテヤ書4-4)
「定めの時が来たので」
この世を統治するのは主である、
世界史の経綸を司っているの神である。
神は、その御心を成就するために、
あらゆる国家・人物・思想を用い給う。
イエス・キリストがこの世に降臨するために、
神は然るべき準備をし給うた。
アブラハムに麗しき約束をし給い、
モーゼにユダヤ民族解放の任を下 . . . 本文を読む
初めに、ことばがあった。
ことばは神とともにあった。ことばは神であった。
この方は、初めに神とともにおられた。
すべてのものは、この方によって造られた。
造られたもので、この方によらずにできたものは一つもない。
この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。
光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。(ヨハネ伝1-1~5)
ヨハネ伝は、「ことば」について語る。
「ことば . . . 本文を読む
神は霊ですから、神を礼拝する者は、
霊とまことによって礼拝しなければなりません。(ヨハネ伝4-24)
キリスト・イエスにあっては、
割礼を受ける受けないは大事なことではなく、
愛によって働く信仰だけが大事なのです。(ガラテヤ書5-6)
すべての宗教は真理ではない。
八正道を説く仏教にも、一片の真理がある。
神への服従を説くイスラム教にも、一片の真理がある。
光明思想を説く日本神道にも . . . 本文を読む
今の時のいろいろの苦しみは、
将来私たちに啓示されようとしている栄光に比べれば、
取るに足りないものと私は考えます。(ローマ書8-18)
「今の時のいろいろの苦しみは」
人間にはいろいろな苦しみがある。
自分の外見を嫌悪する、肉体的な劣等感。
充分な経済的安定を得られない、物質的な不満足。
愛しても手に入れられない、恋愛の挫折。
夢を抱きながら、その夢との乖離に悩まされる、達成感の . . . 本文を読む
私は、この都の中に神殿を見なかった。
それは、万物の支配者である、神であられる主と、
小羊とが都の神殿だからである。(黙示録21-22)
私は一度も、教会に所属したことがありません。
教会に行ったのは、せいぜい結婚式ぐらいでしょうか。
しかしそんな私が、教会に所属することなくして、
キリストによって回心したのであります。
数ヶ月前にブログを公開して以来、
私は「教会」というものに . . . 本文を読む
人が義と認められるのは、律法の行ないによるのではなく、
信仰によるというのが、私たちの考えです。(ローマ書3-28)
人は行ないによって義と認められるのであって、
信仰だけによるのではないことがわかるでしょう。(ヤコブ書2-24)
聖書には、矛盾した主張が多い。
その最たるものが、パウロとヤコブによる救いの条件である。
パウロは言う、「人は信じるだけで救われる」と。
ヤコブは言う、「 . . . 本文を読む
この方こそ、まことの神、永遠のいのちです。(ヨハネ書第一5-20)
聖書はいう、イエスはキリストであると。
すなわち、ナザレの地に生まれたイエスという人間は、
人類の救世主(神)であるという。
これ、聖書の伝える迷信ではないか!?
肉体をもった人間が、神である筈がないではないか!?
そして、聖書の伝えるこの「謎」がわからないから、
聖書ほど理解し難いものはないのである。
イエ . . . 本文を読む
それゆえ、見よ。わたしは彼女をくどいて、
荒野に連れて行き、優しく彼女に語ろう。
わたしはその所をぶどう畑にし、
アコルの谷を望みの門としよう。(ホセア書2-14・15)
人は、現実に満足する時、決して真理を求めない動物である。
健康な時に、健康に配慮しないのと同じである。
すべてに失望して、精神的に追い詰められて、
人は初めて、真理を知りたいと心から欲する。
仕事に失敗し、友人に失 . . . 本文を読む