キリスト者の慰め

無宗教主義の著者が、人生の苦しみに直面し、キリストによって慰めをえる記録

歴史の中心―処女降臨

2006-12-30 18:41:36 | 人生の慰め
御使いは答えて言った。「聖霊があなたの上に臨み、 いと高き方の力があなたをおおいます。 それゆえ、生まれる者は、聖なる者、神の子と呼ばれます」(ルカ伝1-35) 昨日中高生を対象にした合宿を終え、打ち上げの席で、 理科や社会の指導方法について話し合った。 科学というものは、そもそも、哲学の一部分であり(自然哲学と呼ぶ所以)、 密接に数学と結びついているから、理科の基礎は数学である。 . . . 本文を読む

生きよ!

2006-12-21 00:00:54 | 人生の慰め
あなたがたはすでに死んでおり、あなたがたのいのちは、 キリストとともに、神のうちに隠されてあるからです。(コロサイ書3-3) 人間の一生とは、いかなる一生なのか? 自分の人生を省み、他人の人生を傍観し、 歴史の教訓に学び、人間の一生とは結局のところ、何なのだろうか? この短き人生の中で、日々の雑務に追われながら、 自分の人生がどこから始まり、どこで終わるか知らない一生。 いつか死ぬ . . . 本文を読む

二つの悲しみ

2006-12-20 00:05:36 | 人生の慰め
神の御心に添った悲しみは、悔いのない、 救いに至る悔い改めを生じさせますが、 世の悲しみは死をもたらします。(コリント書Ⅱ7-10) 悲しみのない人など、この世にいないと思う。 人はみな、富豪であれ貧者であれ、 老人であれ若者であれ、男であれ女であれ、 独身者であれ既婚者であれ、名門の出であれ卑賤であれ、 それぞれの悲しみを背負っているのだと思う。 もし悲しみなど一つもないという人 . . . 本文を読む

バカは死ななきゃ治らない

2006-12-15 00:15:28 | 無宗教主義
それで私は、この方を見たとき、 その足もとに倒れて死者のようになった。(黙示録1-17) 今から14年前、私が大学に入学するため、上京しようとした時、 私は父の蔵書が収められてある倉庫をあさり、一冊の本とともに上京した。 その書とは、ルソーの「エミール」であった。 学習塾を経営する環境のためか、私は昔から教育に興味があった。 だから哲学者の言を紐解き、真理探究の事始めとして、 教育 . . . 本文を読む

聖書を読む理由

2006-12-13 22:48:19 | 聖書読解
あなたが来るときは、トロアスでカルポのところに 残しておいた上着を持って来てください。 また、書物を、特に羊皮紙の物を持って来てください。(テモテ書Ⅱ4-13) 聖書はキリスト教の経典であります。 ですから聖書を読む必要性のあるのは、信者のみであるかというと、 決してそうではありません。 聖書はキリスト教徒の経典でありますが、また非キリスト教徒の経典でもあります。 他ならぬ私自身が、 . . . 本文を読む

イエスに対する誤解

2006-12-12 23:58:37 | 聖書読解
私たちの神は焼き尽くす火です。(ヘブル書12-29) イエスとは、いかなる人物であるか? 聖書を知っている者、もしくは、キリスト者はともかくとして、 聖書を知らない者が一つだけ誤解している事がある。 イエスは愛の人である、という先入観である。 もちろん、イエスは愛の人であり給う。 しかしその愛は、人知をはるか越えたものであって(エペソ書3-19)、 普通人間が想像する「愛」と同一 . . . 本文を読む

暗闇を照らす真の光

2006-12-10 19:10:54 | 人生の慰め
人々は耳が聞こえず、口のきけない人を連れて来て、 彼の上に手を置いてくださるように願った。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ すると彼の耳が開き、舌のもつれもすぐに解け、 はっきりと話せるようになった。(マルコ伝7-32~35) イエスは盲人の手を取って村の外に連れて行かれた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ すっかり直り、すべてのものがはっきり見えるようになった。( . . . 本文を読む

人間が救われる道

2006-12-06 23:40:57 | 無宗教主義
この方以外には、だれによっても救いはありません。 世界中でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名としては、 どのような名も、人間に与えられていないからです。(使徒行伝4-12) 人間は哲学によって救われることはない! たとえどんなに鋭敏な思考を駆使しても、 たとえどんなに大哲学者の蘊奥を究めても、 人間は救われることができない。 なぜなら、哲学というものは、説明する学問だからであ . . . 本文を読む

キリストの偉大さ

2006-12-04 23:16:54 | 無宗教主義
さあ、これから、わたしたちはエルサレムに向かって行きます。 人の子は、祭司長、律法学者たちに引き渡されるのです。 彼らは人の子を死刑に定めます。そして、あざけり、むち打ち、 十字架につけるため、異邦人に引き渡します。 しかし、人の子は三日目によみがえります。 (マタイ伝20-18・19) 歴史的偉人の生涯に鑑みて、一つだけ確かなことがある。 それは、「偉大であればあるほど他人に憎まれる」と . . . 本文を読む

ただ一つ変わらないもの

2006-12-03 18:56:19 | 人生の慰め
イエス・キリストは、きのうもきょうも、 いつまでも、同じです。(ヘブル書13-8) この世のすべての存在は変わる、 時間の経過とともに、時々刻々変わる。 友人が変わる、順境・逆境が変わる、流行が変わる、 趣味が変わる、指導者が変わる、そして何よりも自分が変わる。 日々老い、日々変転し、まるで羅針盤が右に左に振れるように、 様々な出来事に感化され、そして動揺・狼狽していく。 人間の . . . 本文を読む