御使いは答えて言った。「聖霊があなたの上に臨み、
いと高き方の力があなたをおおいます。
それゆえ、生まれる者は、聖なる者、神の子と呼ばれます」(ルカ伝1-35)
昨日中高生を対象にした合宿を終え、打ち上げの席で、
理科や社会の指導方法について話し合った。
科学というものは、そもそも、哲学の一部分であり(自然哲学と呼ぶ所以)、
密接に数学と結びついているから、理科の基礎は数学である。
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あなたがたはすでに死んでおり、あなたがたのいのちは、
キリストとともに、神のうちに隠されてあるからです。(コロサイ書3-3)
人間の一生とは、いかなる一生なのか?
自分の人生を省み、他人の人生を傍観し、
歴史の教訓に学び、人間の一生とは結局のところ、何なのだろうか?
この短き人生の中で、日々の雑務に追われながら、
自分の人生がどこから始まり、どこで終わるか知らない一生。
いつか死ぬ . . . 本文を読む
神の御心に添った悲しみは、悔いのない、
救いに至る悔い改めを生じさせますが、
世の悲しみは死をもたらします。(コリント書Ⅱ7-10)
悲しみのない人など、この世にいないと思う。
人はみな、富豪であれ貧者であれ、
老人であれ若者であれ、男であれ女であれ、
独身者であれ既婚者であれ、名門の出であれ卑賤であれ、
それぞれの悲しみを背負っているのだと思う。
もし悲しみなど一つもないという人 . . . 本文を読む
それで私は、この方を見たとき、
その足もとに倒れて死者のようになった。(黙示録1-17)
今から14年前、私が大学に入学するため、上京しようとした時、
私は父の蔵書が収められてある倉庫をあさり、一冊の本とともに上京した。
その書とは、ルソーの「エミール」であった。
学習塾を経営する環境のためか、私は昔から教育に興味があった。
だから哲学者の言を紐解き、真理探究の事始めとして、
教育 . . . 本文を読む
あなたが来るときは、トロアスでカルポのところに
残しておいた上着を持って来てください。
また、書物を、特に羊皮紙の物を持って来てください。(テモテ書Ⅱ4-13)
聖書はキリスト教の経典であります。
ですから聖書を読む必要性のあるのは、信者のみであるかというと、
決してそうではありません。
聖書はキリスト教徒の経典でありますが、また非キリスト教徒の経典でもあります。
他ならぬ私自身が、 . . . 本文を読む
私たちの神は焼き尽くす火です。(ヘブル書12-29)
イエスとは、いかなる人物であるか?
聖書を知っている者、もしくは、キリスト者はともかくとして、
聖書を知らない者が一つだけ誤解している事がある。
イエスは愛の人である、という先入観である。
もちろん、イエスは愛の人であり給う。
しかしその愛は、人知をはるか越えたものであって(エペソ書3-19)、
普通人間が想像する「愛」と同一 . . . 本文を読む
人々は耳が聞こえず、口のきけない人を連れて来て、
彼の上に手を置いてくださるように願った。
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すると彼の耳が開き、舌のもつれもすぐに解け、
はっきりと話せるようになった。(マルコ伝7-32~35)
イエスは盲人の手を取って村の外に連れて行かれた。
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すっかり直り、すべてのものがはっきり見えるようになった。( . . . 本文を読む
この方以外には、だれによっても救いはありません。
世界中でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名としては、
どのような名も、人間に与えられていないからです。(使徒行伝4-12)
人間は哲学によって救われることはない!
たとえどんなに鋭敏な思考を駆使しても、
たとえどんなに大哲学者の蘊奥を究めても、
人間は救われることができない。
なぜなら、哲学というものは、説明する学問だからであ . . . 本文を読む
さあ、これから、わたしたちはエルサレムに向かって行きます。
人の子は、祭司長、律法学者たちに引き渡されるのです。
彼らは人の子を死刑に定めます。そして、あざけり、むち打ち、
十字架につけるため、異邦人に引き渡します。
しかし、人の子は三日目によみがえります。
(マタイ伝20-18・19)
歴史的偉人の生涯に鑑みて、一つだけ確かなことがある。
それは、「偉大であればあるほど他人に憎まれる」と . . . 本文を読む
イエス・キリストは、きのうもきょうも、
いつまでも、同じです。(ヘブル書13-8)
この世のすべての存在は変わる、
時間の経過とともに、時々刻々変わる。
友人が変わる、順境・逆境が変わる、流行が変わる、
趣味が変わる、指導者が変わる、そして何よりも自分が変わる。
日々老い、日々変転し、まるで羅針盤が右に左に振れるように、
様々な出来事に感化され、そして動揺・狼狽していく。
人間の . . . 本文を読む