キリスト者の慰め

無宗教主義の著者が、人生の苦しみに直面し、キリストによって慰めをえる記録

二河白道:にがびゃくどう

2006-10-31 23:48:04 | 人生の慰め
イエスは「来なさい」と言われた。 そこで、ペテロは舟から出て、 水の上を歩いてイエスのほうに行った。(マタイ伝14-29) 先日、妻を歯医者に送っていき、彼女を待っている間、 精神病理学の本を読んでいた。 そこに「燃え尽き症候群」のことが書かれていて、 最後のページには、「燃え尽き症候群」であるかどうかの、 チェックシートがついていた。 「燃え尽き症候群か。どうせ、心に余裕のない人 . . . 本文を読む

サタン―闇の勢力

2006-10-30 23:53:51 | 聖書読解
悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、 神のすべての武具を身に着けなさい。(エペソ書6-11) 聖書のヨブ記や福音書や黙示録には、 サタンという言葉が出てくる。 以前私は、サタンという存在は、 一つの比喩ではないかと思っていた。 しかし最近、比喩とか例え話ではなく、 そうした暗黒の勢力が存在するのではないかと、思うようになった。 なぜなら、比喩にしては、あまりにもリアル . . . 本文を読む

もっと前へ、もっと前へ!

2006-10-29 17:26:29 | 聖書読解
この神秘とは、福音がもたらされることによって、異邦人が キリスト・イエスに結ばれ、約束されたものの共同の相続者、 一つの体に属する者、ともに「約束」にあずかる者となることです。 (エペソ書3-6) 「わたしがあなた方を愛したように、あなた方も互いに愛し合いなさい」 (ヨハネ伝13-34) イエスがその弟子に命じ給うたことは、 互いに愛し合うことである。 イエスの愛の精神をもって、互いに . . . 本文を読む

「愛する心」を与える神

2006-10-25 03:07:45 | 聖書読解
「主はねたみ、復讐する神。主は復讐し、憤る方。 主はその仇に復讐する方。敵に怒りを保つ方」(ナホム書1-2) 神は、全能の神である。 天地万物を造り、星を動かし、地を震わせ、 嵐を起こし、大雨を降らす。 だから神は、サムソンやギデオンに力を与え給うた。 「主は知恵をもって地の基を定め、 英知をもって天を堅く立てられた」(箴言3-19) 神は、全知の神である。 宇宙の運行を司り、文明 . . . 本文を読む

落雷

2006-10-22 03:05:09 | 無宗教主義
主は答えて言われた。 「マルタ、マルタ。あなたはいろいろなことを心配して、気を使っています。 しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。 マリヤはその良いほうを選んだのです。彼女からそれを取り上げてはいけません」 (ルカ伝10-41・42) 人間が、自分と全く異質の存在に出会った時、 何が起こるのだろうか? 人はよく言う、 「世界に闘争が絶えないのは、文明同士があま . . . 本文を読む

人としてのイエス

2006-10-20 03:24:15 | 聖書読解
まことに、彼は私たちの病を負い、 私たちの痛みをになった。(イザヤ書53-4) 主イエスは、学力があった。(ルカ伝10-25~37) ご自身何の学問も積まれなかったのに、 本質を見抜く頭脳と、鋭い解答力を持っておられた。 主イエスは、勇気があった。(ヨハネ伝18-8) 敵の軍勢に囲まれた際、ご自身の安全を考えずに、 第一に弟子達の安全を考慮し給うた。 主イエスは、情愛があった . . . 本文を読む

イエスを十字架につけた者

2006-10-19 02:33:13 | 人生の慰め
ナタンはダビデに言った。 「あなたがその男です」(サムエル書Ⅱ12-7) モーゼは殺人罪を犯した。(出エジプト記2-12) しかし主よ、あなたはご存知です。 モーゼの罪は、私の罪であることを。 私は生まれてこのかた、何度も憤怒を燃やし、 自分を侮辱する者を、徹底的に痛めつけてきました・・・。 ダビデは好みの女を手に入れるために、大罪悪を犯した。(サムエル記Ⅱ11-15) しかし . . . 本文を読む

神の御心としての人生

2006-10-18 03:10:19 | 聖書読解
主よ。私は知っています。 人間の道は、その人によるのでなく、 歩くことも、その歩みを確かにすることも、 人によるのではないことを。(エレミヤ書10-23) 「わたしについて来なさい」(マタイ伝5-19) キリスト者は、神のご計画により、 キリストを知るように召された者である。 神は教会を使い、あるいはその友人を使い、 あるいは彼の知的好奇心を喚起し、あるいは深刻な真理への渇望を起こさ . . . 本文を読む

神がつけた世界歴史の標題

2006-10-17 02:45:54 | 聖書読解
ひとりの人(アダム)によって罪が世界にはいり、 罪によって死がはいり、こうして死が全人類に広がった。(ローマ書5-12) 神は、世界歴史の標題に「アダム」とつけられた。 アダム―それは神から分離し、罪を慕って生きる者。 人間は生まれながらにアダムであり、 世界歴史とはアダムの歴史である。 アダムとは、神に対して己の罪を認めない。 しかしアダムは、自分を罪人として認めないという仕方で . . . 本文を読む

心の針を向けるべき者

2006-10-16 02:26:20 | 無宗教主義
こうして、律法は私たちをキリストへ導くための私たちの養育係となりました。 私たちが信仰によって義と認められるためなのです。 しかし、信仰が現われた以上、私たちはもはや養育係の下にはいません。 あなたがたはみな、キリスト・イエスに対する信仰によって、神の子どもです。 (ガラテヤ書3-24~26) 今日はわが家の法事だった。 一族が集まり、みなで寺院に行ったのだが、 わが家が天台宗だったとは . . . 本文を読む