キリスト者の慰め

無宗教主義の著者が、人生の苦しみに直面し、キリストによって慰めをえる記録

「負の連鎖」からの脱却

2007-07-18 11:17:38 | 人生の慰め
キリストの内にとどまる時、人に罪の意識はない。(ヨハネ伝15-4) しかしキリストから離れる時、人にすぐさま罪の意識が生じる。 たとえ罪の贖いを自覚したキリスト者であっても・・・。 キリストから離れる、そしてキリスト以外のもの-事業・友人・教義-に心惹かれる。 一度生じた罪の意識は、キリスト以外のものを知れば知るほど熾烈さを増す。 ここでサタンは攻撃の度を深め、彼の境遇を悪くし、罪の意識 . . . 本文を読む

善と悪

2007-07-16 19:34:28 | 人生の慰め
ヨブ記において、年長者のエリファズは言う。 「善人は報われ、悪人は不幸な目にあう」と。(ヨブ記15-20) 本当にそうだろうか? そう思いたいだけではないのか? この世にも何か確固とした法則があって、自分の為した善は必ず報われ、 悪は必ず報復される、そう思うことによって、安心したいだけではないのか? しかし現実はどうか? 善人が虐げられ、悪人が大成功し、善人が黙し、悪人が跋扈する、 . . . 本文を読む

活力の源泉

2007-07-09 23:24:26 | 人生の慰め
もうクタクタだ。 最近、余りにも多忙な仕事の量に、本当にクタクタだ。 学習塾の校舎を移転したり、会社の代表になって色々と計画したり、 調整したり、動き回ったりと、心身ともにクタクタだ。 毎朝6時30分に起きて、夜の10時30分まで、 物を運んで、汗をかいて、頭を使って、子どもと接して、 一日の終わりには、疲れきって頭を垂れて帰る日々。 疲労困憊とはこのことである。 疲れきって自宅 . . . 本文を読む

誰よりも私の近くにいる人

2007-06-28 13:06:23 | 人生の慰め
私はあなたの御霊から離れて、どこへ行けましょう。 私はあなたの御前を離れて、どこへのがれましょう。 たとい、私が天に上っても、そこにあなたはおられ、 私がよみに床を設けても、そこにあなたはおられます。 私が暁の翼をかって、海の果てに住んでも、そこでも、 あなたの御手が私を導き、あなたの右の手が私捕えます。(詩篇139-7~10) たとえ私が、下っ端の労働者としてボロ雑巾のように使われていよう . . . 本文を読む

世の悲惨と神の慈愛

2007-06-19 22:39:32 | 人生の慰め
最近の日本社会はどうかしている。 官僚は己の業務を遂行することができず(社保庁の怠慢)、 政治家は自党の繁栄しか願うことができず(自民党の憂慮)、 教師は児童を食い物にし(ロリコン教師の跋扈)、 宗教家は胡散臭い教義を公然と語り(カルト教団の拡大)、 母親が子どもを殺し、少女が学校で出産する時代である。 日本だけではない、世界もそうである。 アメリカは正義の名のもとに世界秩序を乱し、 . . . 本文を読む

赦しと感謝の世界

2007-06-09 22:40:13 | 人生の慰め
律法学者とパリサイ人が、姦淫の場で捕えられたひとりの女を連れて来て、 真中に置いてから、イエスに言った。 「先生。この女は姦淫の現場でつかまえられたのです。 モーゼは律法の中で、こういう女を石打ちにするように命じています。 ところで、あなたは何と言われますか」(ヨハネ伝8-3~5) 人は道徳をもって、わが身を責める。 そして私の良心も、道徳をもってわが身を責める。 私は内より外より、道徳 . . . 本文を読む

人生という名のレース

2007-06-04 00:00:29 | 人生の慰め
兄弟たちよ。私は、自分はすでに捕えたなどと考えてはいません。 ただ、この一事に励んでいます。 すなわち、うしろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み、 キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、 目標を目指して一心に走っているのです。(ピリピ書3-13・14) 人生とは、栄冠目指して走るレースである。 ゴールに待つ者は、われらの主イエス・キリスト。 彼が授け . . . 本文を読む

イエス・キリストの再臨

2007-06-01 00:02:26 | 人生の慰め
私は、イエス・キリストが再臨されることを信じる。 彼が再び来たり、私たちをキリストに似たものとし、 善悪の裁きを行ない、神の国を地上に打ち立てることを信じる。 再臨が正統的なキリスト教の教義だからではない、 確固とした理由があって、私は真剣に信じる。 . . . 本文を読む

我と彼

2007-05-30 03:02:26 | 人生の慰め
我は、自分のことに精一杯で他人のことを顧みず、 他人が自分を知ってくれないと日々嘆く人間。 むしろ他人の失敗と弱点を指摘し、 それが無理ならば心の中でほくそえむ人間。 「父よ。彼らをお赦しください。 彼らは、何をしているのか自分でわからないのです」(ルカ伝23-34) しかし彼は、他人のために自分の生命を投げ出し、 十字架の死に至るまで他人を救わんとした人間。 むしろ他人の罪をた . . . 本文を読む

イエスは深く憐れまれた。

2007-05-14 22:37:03 | 人生の慰め
人それぞれに苦しみあり。 その苦しみを理解できずして、本当に人を憐れむことはできない。 経済的不安を抱く者に対して、貧しさを一度も知らぬ者は、 決して憐れむことはできない。 持病に苦しむ者に対して、一度も病気にかかったことのない者は、 決して憐れむことはできない。 もちろん、同情することはできる。 自分の進むべき道の途上で、道の路肩に倒れている者を、 やっつけ仕事で同情することはで . . . 本文を読む