映画化にもなった「いのちの停車場」
先日、吊りし飾りを教えて頂いている先生からレンタル
先生は先に本を読んでいたが映画も観に行ったとの事
著者は現役の医者である南 杏子さん
第一章~第六章まで
現在、本当に直面している問題を取り上げているようだ
人生の終末を自宅でと思う人が多いであろう
欠かせないのが在宅医療
この本はその人に合った
その人が望む治療方法と・・・
専門用語で初めて耳にする言葉も出てくる
幹細胞治療
骨髄液から採取した幹細胞を培養して患者に戻す
脳梗塞・肝不全・腎不全の治療らしいが
医学はどこまで進化するのだろうか。
末期がん患者の進行過程
体重減少や全身の脂肪筋肉の消耗が徐々に進む
「ガン悪液質」と呼ばれる衰弱状態
これは聞いた事があるな~
勉強になった事が沢山書かれてある
その中でも涙したのは6歳の女の子の末期がん
幼い子が自分の死を受け止める現実
本の最後は
医師であり主人公とお父さん
お父さん自身は痛みに耐えかね安楽死を望み娘に頼むが
それに加担してしまうと自殺幇助で
罪になってしまう。
まだ本を読んでいない人は手に取ってみて下さい
映画を観た人も本を読んでみてはどうでしょうか。
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映画を見てきたお世話になった方が良かったよと言っていました。
小児がんは…本人はともかくご両親は苦しいでしょう。受け止める本人も遊びたいざかりですものね。
でも、病気やケガでの痛みに耐える時、殺して欲しいと思ったことありましたよ。でも気力が勝ちました。
…安楽死の問題も…色んな意見もありますね。
安楽死の問題は難しい問題ですね。
いろんな病気があって、向き合う人、諦める人がいますね。
自分だけで諦めるのか、家族のために諦めるのか…
私は家族のために諦めようとしました、これから年老いていく両親が私の介護をしていくのかと思ったら苦しかったです、きっと先の見えない治療をしている人はそんな思いが多いのではないかな。
でも、もしかしたら介護なんていらない体になるかもしれないと、弱い気持ちを出さずにひたすら動けるためにどうしたらいいか実行しました。
それは幸せなことだと思います。
安楽死を罪と思うか、愛と思うか…
ekoさん、生きようね。私も今月自分に不必要なものを切ってきて、7月から新しい自分で生きていきたいです。
私もまだ耐え難い痛みを味わった事がないので安楽死については何とも言えません。
今は少しでも介護される立場にならない様に自分なりに努力しているつもりです。
でもいつどんな事が起きるか分かりません。これは誰にでも言える事でしょう。
この世に必要だから今は生かされているのだと思っています。