長野県の屋代と須坂を結んでいた長野電鉄屋代線があと数日で廃止される。かつては上野駅から湯田中行きの急行湯田中号が走った路線で、私も子供の頃、湯田中からその急行に乗って上野駅まで帰ってきた記憶がある。最近は、日比谷線で活躍していた車輌が2両編成で運行していた。沿線には城下町として栄えた松代がある。 地方の私鉄が廃止されるのは、今や致し方ないことなのかも知れないが、沿線の社会的弱者の足を確保する意味からも、ぜひ残してほしいと思うのだが... 写真は、廃止を前に3月19日に撮影した最後の屋代線。