ここではないどこかへ -Anywhere But Here-

音楽・本・映画・サッカーなど興味の趣くままに書いていきます。

二日酔い

2007-01-18 20:53:31 | Weblog
昨夜、飲みすぎて今朝は二日酔いで仕事を休んでしまった。
まったくだらしなくて情けない。

そんなに飲んだという記憶はない。
ビールだけを飲んでいたのだが、瓶ビールを注がれるままに飲んでいたのがいけなかったのだろう。
体調があまり良くなかったのかもしれないが、めっきり酒が弱くなった。
年齢なりに少しものさしを小さくしなければ。
酒の失敗だけはどうにもバツが悪いものだから。

Le Raisin Et L'ange(2003)

2007-01-17 06:35:22 | 
家でワインを飲むことは多い。
日常的に飲むワインはもちろん比較的安いワインということになるが
リーズナブルなワインであればビールよりもずっと経済的。
安いといってばかにできないおいしいワインもたくさんあるのだが、
いつも忘れてしまうので書き留めておこうと思う。
高価な名品について書かれてあるサイトはよく見かけるが、
テーブルワインのような日常のワインについて紹介しているページは、そう多くないのではないか。
ラベルの読み方もよく分からない程度の知識しかないが、「2000円以上は高いな」
という感覚で飲んでいるワインについての備忘録にしていこうと思う。

このワインの名前、フランス語が分からないが「外国産の葡萄を使ったワイン」という意味だろうか?
そういうことだからか、独特のアロマと甘みがあった。
テーブルワインだけど、2003年もののほうが一緒においてあった2004年ものよりも安かった。
ラベルがファンタスティックで楽しい。個性のあるワインだ。

1/17のランニング

2007-01-17 06:04:44 | ジョギング
早いものでもう一月も半ばを過ぎてしまった。

今朝も早起きして息子とランニング。
この時期にしては暖かく6℃ほどあったので、帰り着いたときには少し汗ばむほど。

まだ早起きに慣れていないけれど昨日より15秒ほど早く帰りついた。
一日、一日を大事に走っていきたい。

今日の距離:3キロ

ローマ人の物語Ⅰ-ローマは一日にして成らず-/塩野七生

2007-01-16 21:15:45 | 
今年は大作ものをじっくり読んでみたいなあ、と漠然と考えていたのだけど、
ちょうど去年の暮れに塩野七生氏の「ローマ人の物語」の最後の15巻目が出版されたのを聞いて、
今年1年、これを読んでみることにした。

第1巻目は、紀元前753年に建国されたローマが、前270年にローマ半島を統一するまでの500年間を描いている。
ロムルスによるローマ建国に始まり国の形を整えながら、
帝政から共和制ローマへと政体を変遷させる長い試行錯誤の歴史を、古代ギリシア人と対比させながら描いている。

多神教で宗教的にも民族的にも開放的だったこと。
執政官、元老院、市民集会というそれぞれの立場で補完しあう優れた統治システム。
何人であれローマに住むだけで得られた市民権。
筆者はこれらの外に開かれた精神性が要因となって古代ローマの興隆したのだと考察する。

古代という時代でありながら極めて成熟した理性を持っていたローマ人と為政者たちに素直に驚かされた。
その開放的で物事に拘らないローマ人たちが500年の時間をかけて成し遂げたイタリア半島の統一。
これから先どのような運命が彼らに待ち受けているのか続きを読むのが早くも楽しみになってきた。




1/16のランニング

2007-01-16 20:48:16 | ジョギング
今日から朝走り始めた。
息子と二人で、まだ暗い河川敷のコースを走る。
いちばん寒い時期のいちばん寒い時間帯。

去年も今頃の季節に走っていた。
ただ去年と違うのは息子が最後まで遅れることなく並走できるようになったことだ。
子どもの成長の喜びを感じる一瞬だ。

厳しい寒さはこれからが本番だが、いつまで続けられるか?
今日も早寝しなくちゃ。

今日の距離:3キロ

2007マラソン準備マラソン(立川・昭和記念公園)

2007-01-15 21:42:46 | ジョギング
今年初のレースはマラソン完走クラブ主催の「マラソン準備マラソン」
これから本格的なレースに出場する人たちが目標どおりに走れるように調整するという性格のレース。
場所は今回も昭和記念公園。

人数は300人もいたであろうか。こじんまりとしたアットホームな大会だった。
出発ゲートのようなお金のかかる演出はなく、5kmから30kmまでスタートもゴールも自分の体調しだいで自由。
いったんゴール、休憩して再開するのも自由。みな思い思いのペースで参加できる。
このレースにはペースごとにペースメイカーがついていて、私は5分/km(マラソン3時間30分ペース)のペースメイカーについた。
ペースメイカーについて走るのは初めての経験だったが、自分のコンディションや今の実力を知るにはとても良かった。

これからレースを控えている人と違って私はこれから本格的な練習を始めるにあたっての調整で、
もともと5kmしか走らない予定で参加したのでいたって気は楽。
今の時期に5分台でどのくらいいけるかな、ということで思い切って走った。

結論から言うとまだ5分で走りきる力はない。どんなに頑張っても10kmがいいところ。
例えばマラソンなら6分(4時間ちょっと)ぐらいを目標に完走できれば上出来だろう。
まだまだだけど、今日はコンディションも良く、悪くない走りはできたと思う。

今日の距離:5キロ
タイム:24分48秒
ラップ
5:02:40(5)
5:13:01(4)
4:54:95(3)
4:52:62(2)
4:45:49(1)

1/13のランニング

2007-01-14 22:10:55 | ジョギング
翌日のレースに備えて、軽くジョギング。
試合を翌日に控えた息子も連れて5キロを走った。
最初は7分のペースで入った。息子も結構楽だとか言いながら走っていたが
さすがに3キロ過ぎから苦しくなってきたようだ。
息子のペースに合わせて走っていたが、息子自身がペースを上げたようでラスト1キロは6分までペースが上がっていた。
かなり息が上がっていたが、5キロを走りきれるようになった息子の成長が嬉しい。

今日の距離:5キロ

永遠のマリア・カラス

2007-01-13 14:04:18 | 映画
これも以前にHDDに溜めていてそのままになっていた映画。
ようやく観る時間ができた。

この作品において通底しているテーマは「無常」ではないか。
常に移ろい行く世界の中では人は無力な存在に過ぎない。
誰しもが歳を取りやがて死んでいく。
マリア・カラスのような芸術家であれ、世界のトップまで上り詰めたスポーツ選手であれ、衰退は免れ得ない。
私たちはできるだけ長く頂点にとどまりたい、降りるならできるだけ緩やかに降りていきたいと思う。
高い山に登った人ならなおのこと、その高みを去るのは辛いに違いない。
そして、マリア・カラスもそうした頂点を知るもののみに与えられた「衰退」の試練を経験することになる。

ショービジネスの世界は残酷だ。商品価値があると分かればフェイクを用いてでももてはやすが、
もう使えないと思うと、変わり身早く去ってゆく。

この作品が切ないのは、友人の演出家ラリー・ケリーによって、
全盛期に録音された歌声を使って再び表舞台へと戻ってきたカラスが、愛くるしいまでに刹那、輝きを取り戻すことだ。
その息を呑むような美しさがマリア・カラスの最後の輝きのように思えることで、私たちは苦しくなる。

監督のフランコ・ゼフィレッリは生前のマリア・カラスと親交があり、彼女との交流を通じてこの物語を作り上げた。
この作品はカラスがもし、カムバックを果たしたならこういう形で自分自身に折り合いをつけたであろうという、
監督の夢でもあったのだろう。

切なくて儚くて愛くるしい映画だ。


福岡空港にて

2007-01-11 12:58:50 | Weblog
ここ半年ばかり毎月のように福岡に出張している。
今年初めての出張も福岡。福岡空港も何度となく利用している。
今日乗って来たのはポケモンジェット。乗ってしまえば関係ないしどうと言うこともないのだけど
何となくアイスキャンディの当たりを引いたときのような
或いはおみくじで中吉を引いたような、プチ幸福感を感じるのは私だけであろうか。
今年も忙しい日々が始まった。



一ノ蔵・無鑑査

2007-01-08 21:58:06 | 
正月用に買ったもう一本は宮城の一ノ蔵。この3連休で飲みきった。
かつて日本酒に等級制度があるころに、その等級資格を得るためには鑑査を受ける決まりになっていたのだが、
この酒はあえてその鑑査を受けずに2級酒として安価に提供したというところから無鑑査という名前がつけられている。

非常にすっきりとした辛口の本醸造。
口の中にほんのりとフルーティな香りが漂ってくる。
くせのない飲み口はきっと誰が飲んでもおいしいと感じるのではないだろうか。

この正月は重厚な「國府鶴」と軽快な「一ノ蔵」と対照的な2本を楽しむことができた。