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マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

衆院議長の「やましいことはない」発言に思う

2023-01-25 09:45:18 | 政治

衆院議長が先日衆院議員運営委の各会派代表と懇談の形式で2度目の質疑(非公開)に応じていた。

その中で議長は自身と旧統一教会の関係について「やましい付き合いはなかった」と伝えたようである。

これにはいささか疑念を抱かざるを得ない。

8回ほど旧統一教会の会合に出席していたというが公人たる国会議員が会合で祝辞、賛辞を述べることそのものが教団の活動に加担していることになるだろう。

霊感商法やマインドコントロールなどの実態は知らなかったといっても結果責任は免れられない。

そもそも「やましい付き合いはなかった」というがそれではなぜあれほどメディアから逃げ回らなければいけないのか。

正々堂々と思うところを明らかにし公開の場で質問に応じたらいいと思う。

「公正中立を旨とする衆院議長がメディアに向き合うのは適切ではない」という論理はどこから来るものなのか、本当に理解に苦しむ。

 

 

 

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首相の基本施政演説に思う

2023-01-24 11:33:34 | 政治

昨日国会が召集され首相が開会に先立つ施政方針演説を行っていた。

スピーチで一番沸いたのは首相が冒頭マスクを外した時であってそれ以降静寂な中でスピーチが行われていたと後の報道番組でテレビ記者が述べていた。

きょうの新聞で改めて首相演説の全文を読んでみたが美辞麗句は散りばめられているものの全く心に響かない内容だった。

与党からの拍手などもなかったというが「さもありなん」である。

特に気になったのは旧統一教会との関係が明るみに出たことについて「信なくば立たず。信頼こそが政治の一番大切な基盤であると考えてきた政治家として慙愧に堪えません。」と自身の政治信条を紹介していたくだりだがこれには全く白けてしまった。

もしこんな信条を持っているのなら安倍元総理の国葬儀を何故あのような世論の中で強行したのか。

それに現下の物価高対策には「的確に対応する」「躊躇なく説き組んでいく」など言葉だけが踊っていることに不安を感じるものだ。

どんなにいい演説を行っても言葉だけで政治は動かせられるものではない。

これで「未来に向けて希望の持てる日本を創っていきたい」と言われてもねぇ・・・?

 

 

 

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ジレンマに悩むドイツを思う

2023-01-23 09:28:28 | 国際政治

今ドイツが大きなジレンマに陥っている。

というのもウクライナが劣勢をはね返すカギを握っているのがレオパルドとかいうドイツ製戦車だからだ。

この戦車は「戦車のベストセラー」とかでヨーロッパ全土で2000台以上活動しているがウクライナからは今まさに切望されているのだ。

ポーランドなど保有国はウクライナ支援のため貸与の姿勢を表明しているが肝心のドイツが態度を保留しているので事実上戦車の提供問題は停滞しているようだ。

ドイツ国防相は「躊躇しているのではない。メリット、デメリットを慎重に検討しているところだ。」とコメントしていたが結局西側諸国の一員として積極的にロシアと敵対することは避けたいということだろう。

ドイツはエネルギー問題でロシアに大きく依存しているのでウクライナ紛争後の対ロシア外交を心配しているのかもしれない。

ポスト・ウクライナのロシアは外交パワーを相当減衰させているだろうからさほど恐れることないだろう、と思うのだが当事者は楽観出来ないのかな?

降ってわいたようなジレンマに悩むドイツに同情してしまうねぇ。

 

 

 

 

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大相撲初場所の熱戦に思う

2023-01-22 15:22:10 | スポーツ

きょう22日は大相撲初場所の千秋楽だ。

それにしても今場所は最後の最後まで気を揉ませる場所だった。(いやまだ終わっていないか・・・)

1人横綱は休場、大関は西に1人だけ、で始まったが関脇も(大関から陥落したばかりの)正代などは不安視されていていたからねぇ。

開幕したらやはり今場所は戦国時代だった。

上位者は前半からバタバタ星を落とし、相対的に平幕力士の健闘が目立ったがこれはこれで面白かった。

テレビ解説者などは上位者の不甲斐なさを嘆くが「下剋上」はそれなりにドラマチックで爽快なのだ。

そしていよいよ千秋楽、今日は番付最上位の大関と平幕下から4枚目(こんな言い方はないか)が結びで直接対決だ。

これ以上の演出はないねぇ・・・。

大関は何が何でも負けられない。

また鼻血を出しても奮戦するのだろう。

というわけで最後の最後まで目の離せない初場所になった。

「満員御礼」はいいことだ。(笑)

 

 

 

 

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首相のコロナの感染症上の分類「5類」指示に思う

2023-01-21 10:33:03 | 社会一般

首相が昨日新型コロナウィルスの感染症上の分類について「5類」に変更する方針を提示したことに思わず違和感を抱いたものだった。

結果はどうであれ首相が真っ先に方針を提示したとあればこれは間違いなく「結論ありき」の作業指示である。

やはりもう少し医療関係者を含む専門家会議の中できちんと議論すべきだろう。

筆者は既定の「2類」「5類」以外に新たな範疇を創ってそこに当てはめてもいいのではないかと考えていたがそれは叶わなかった。

行きつけのクリニックは今も通常診療時間とは分けて発熱外来対応を続けているがそれも近くなくなるのだろうか?

感染者数や関連死者数が増えている昨今一切の行動制限を解除していいのだろうか、無論日本経済を回さなければいけない必要性は感じつつもいささか疑問を呈さざるを得ない。

さてさて今回の首相の意思決定は今後の政局や内閣支持率にどう影響するのだろうか・・・。

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