昨日国会が召集され首相が開会に先立つ施政方針演説を行っていた。
スピーチで一番沸いたのは首相が冒頭マスクを外した時であってそれ以降静寂な中でスピーチが行われていたと後の報道番組でテレビ記者が述べていた。
きょうの新聞で改めて首相演説の全文を読んでみたが美辞麗句は散りばめられているものの全く心に響かない内容だった。
与党からの拍手などもなかったというが「さもありなん」である。
特に気になったのは旧統一教会との関係が明るみに出たことについて「信なくば立たず。信頼こそが政治の一番大切な基盤であると考えてきた政治家として慙愧に堪えません。」と自身の政治信条を紹介していたくだりだがこれには全く白けてしまった。
もしこんな信条を持っているのなら安倍元総理の国葬儀を何故あのような世論の中で強行したのか。
それに現下の物価高対策には「的確に対応する」「躊躇なく説き組んでいく」など言葉だけが踊っていることに不安を感じるものだ。
どんなにいい演説を行っても言葉だけで政治は動かせられるものではない。
これで「未来に向けて希望の持てる日本を創っていきたい」と言われてもねぇ・・・?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます