ああ愛しのシーカヤックよ

我が愛艇も嫁いできて５年目になる

新妻の頃はメンテナンスを怠らず、よく手入れをしてあげて、
常にピカピカ、つるつるの肌美人であった。

海辺で休憩していると、時々、肌の色合いをお褒めいただいたりした。

ここ数年手入れをサボっていたら、海で一緒に散歩する度に
岩に擦ったり砂浜を這いずったりして、お肌も大分荒れてきて、
擦過傷はあちこちに、深い傷も目立ってきた。

平日の空いている艇庫を貸切って、久しぶりに愛艇をメンテナンスすることにした


アクセサリーを取り外して、背中もお腹も水で拭いてあげる。
我が愛艇は無口だが、スタイルの良さは抜群である


水分が多いときの水気取り、仕上げ用スポンジもＯＫ
　　　　　

最後にお肌全体にワックスをかけるとピカピカ、つるつるが甦ります。

ＢＥＦＯＲＥ　　　　　　　　　　　　　　　ＡＦＴＥＲ
　　　　

すっかり若返った愛艇には、まだしばらく付き合ってもらいたいのです。

　　　◎カヤッカーへの参考
　　　　ワックスを塗ってあげると、漕ぎ出しが軽くなる感じがします。
　　　　ワックスは一流の化粧品でなくても、カーワックスで十分と思います。


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海は台風波、そんなときは温泉へ

２週間ぶりにシーカヤックを漕ごうとマイフィールドへ

天気予報は晴れ、雨の心配なし、弱い南風、今日はベストコンディション
と思って浜へ到着したら大波が押し寄せている。
しまった！　台風情報を見逃していた！

この波を迎え撃つようにスクールのインストラクターチームがＳＵＰを楽しんでいる、
いや、この機会を捉えて特訓に励んでいる。（ん？）



さて、カヤックを出そうか迷いながら日頃の特訓を見学することにした。

見ごたえのある華麗なパドルサーフィンである
　　　　

もう少しでパイプライン？


「よっこいしょ」と乗り越えるよう


散々迷った挙句、出艇は諦めてカヤックの手入れをしようと
艇庫で準備を始めようとしたとき、小生と同じく出艇を中止して
帰ろうとするレジェンドカヤッカーと遭遇した。「いやあ久しぶり！」

この御仁は小生の大先輩、ということは平日もホリデーの仲間である。
天気もいい、このまま帰るのは勿体ない、そうだ温泉に行こうと意気投合して、
時間無制限同士は茹で蛸のようになってしまった一日でした。

この温泉、緑豊かな露店風呂など、どこか観光地のような気分になります。

（佐野天然温泉「のぼり雲」リーフレットから転載）

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大相撲千秋楽

横綱鶴竜が在位初優勝で秋場所が終わった

横綱二人が休場して一人横綱のプレッシャーは相当なものだったろう、
テレビを通してみる表情が毎日緊張しているような感じだった。

白鵬という横綱がいないとこんな場所になるのだなあ、
と思った人も多かったのではないだろうか。　

混戦で面白いと思う反面、怪我があったり、勝つべき力士がコロリと敗れたりして、
身勝手な感想だが見ごたえがあるとはいえない、大相撲らしくないような気がした。

そんな秋場所を千秋楽に照ノ富士が締めてくれたと思う。
膝を負傷しているが休場せずに土俵に上がり、一旦は横綱を破って
優勝決定戦に持ち越して、力士らしい強さを見せてくれた相撲であった。

相撲を見ていると少年時代を思い出す。昔はどの家にも星取表があった、
あれは新聞に折り込んで配られていた。（と記憶している。）

テレビのない時代、夕方になるとどの家からも実況が聞こえていた。
近所のオジサンたちはラジオを聴いて、星取表を塗りつぶしながら仕事をしたり、
縁台に座って一番一番の勝敗を話題に楽しんでいた。



最近、勝手な感想を語りながらも相撲を観る時間が楽しみになってきて、
なぜか相撲好きな人の気持ちが良く分かるのです。

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横浜開港記念会館

秋晴れが続いたと思ったら終日の雨

掃除やら野暮用を済ますと何にもすることがない、ただぼんやり
家の中で過ごしながら、思いついたようにスケッチすることにした。

撮りためた画像から横浜開港記念会館を引っ張り出した。
この題材は２年ほど前、前職の会議に出席した帰り道に撮った画像である。

会議が終わってから地方裁判所に立ち寄って民事裁判を傍聴したとき、
日々多くの裁判が行われているのに驚きながら、
どこかヨーロッパのような風情の大通を撮ったときの一枚である。

横浜は歴史的建築物が多い、実に味わい深い建物が立ち並んでいて、
特に県庁の辺り一帯は異国文化が漂っている。

雨の日に、こんな風に描いていると細かい部分に深入りしそうになったりして、
当時の会議の状況やら、仕事をしていた当時の出来事が思い出されます。

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小網代の森に行ってきました

ずーっと前から、小網代の森を歩いてみたいと思っていた

というのも、海からはシーカヤックでは何回か訪れているのだが、
豊かな自然を保護してきたこの森は、何年もの間、海からの上陸も
陸からの進入も禁止され、首都圏の貴重な自然として慎重に保存されてきた。

シーカヤックに座って、海面に浮かんで周りの景色に包まれていると、
別天地に来たかのような気分にしてくれる入り江と干潟である。

近年遊歩道などを整備して、１年ほど前から大勢の人が散策できる森になった。

今年は５連休のシルバーウイーク、２日間の休暇を取って９連休の人もいるだろう。　
小生は、特に連休にこだわる必要もないのだが、
そんな雰囲気に誘われて、長女家族と散策することができた。

勝手知ったる電車とバスであるが、三崎口駅に降りたら想像以上の混みよう、
道路渋滞をみるといつ到着できるか分からない、歩いて向かうことした


バス通りを２０分ほど歩いてから、細い道に入って５分くらいで森の入り口に到着する


　　　　　

海から見た時の想像以上に深い森が続く


　　　　　



森が開けると開放感に感動してしまう、尾瀬ヶ原のよう


入り口から１５分ほど歩くと入り江が見えてくる




干潮時には、この入り江が干潟になる


帰り道は入り江の対岸を通って、白髭神社にお参り
　　　　　

そこから坂道を上って、シーボニアを経由して油壷バス停から三崎口駅に到着。
入り江付近でお昼を食べて、５時間くらいの散策である。



貴重な森であり話題の散策路である、想像以上に多くの人が訪れている。
当然ゴミ箱はないし、トイレも散策路からの帰り道に１か所あるだけ、
歩き始める時には、駅で用を済ませてからの出発をお勧めします。

長い間、慎重に大事に育ててきた小網代の森、これからの維持管理も
大事に丁寧に保護しなければならない貴重な地域、訪れる我々も
大事にしなければならないと強く思う素晴らしいエリアなのです。

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