よちよち歩きのたわごと

よちよち歩きの素人が 勝手な事を書いています。

虫が樹木にマスアタックするお話

2009-03-17 13:06:57 | 柿の移植
もう一つ 聞きかじりのお話を!

カミキリムシやコガネムシなどの虫は、樹木の幹の樹皮の割れ目に産卵管を差し込み、卵を
産みつけるそうです。

卵は 10日ぐらいでふ化し、幼虫は しばらく外皮に潜んでいますが、やがて内皮を通りぬけて、
形成層に到達します。そして 幼虫はどんどん成長して行く訳です。

これに対し、樹木は いやがる(忌避)作用や毒作用のある樹脂・タンニン・ポリフェノール
などを分泌して、虫の攻撃に抵抗するそうです。

ところが!!です。虫たちも負けてはいません。

先ず、1匹の虫が樹皮下に侵入して 集合フェロモンを放出します。
そうすると、同種の虫が多数誘引されて その部位に集まり、集中攻撃します。

これを 『マスアタック』と呼ぶそうです。
その結果、防御用の樹脂やタンニンなどがなくなってしまって、樹木は抵抗力を失ってしまいます。

自然界のしくみは 奥が深いですね!

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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初めまして (オバオバ)
2009-03-19 16:12:48
カキの挿し木について何ですが・・・
去年、6月頃に枝の先端を5㎝ほどできって、葉っぱを一枚残して日陰に挿したら、あえなく葉っぱは落ちました。しかしそのままにしておきました。そして、今日久しぶりに見てみたら、新芽が出てきてました!!!
返信する
楽しみが出てきました (よちよち歩き)
2009-03-19 16:53:46
オバオバさん うれしいお知らせをありがとうございました。
私の方も 昨年 ブログに書かなかったものも含めると30本ぐらい 挿し木したのですが、内12本が残してあって、昨日・今日の暖かさで 2本ほど 芽の先に白い点が見えて来た様に思います。
未だ新芽かどうか?自信がなくて 様子見の状態です。
楽しみが出てきました!
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