沢山の蛍が見られる事で有名な熊本地方では、蛍鑑賞のツアーが始まっています。ツアーのコンダクターの方が、蛍について興味深い話しをしていました。その話しによると…。
日本の源氏蛍の光り方には、二つのパターンが有ります。西日本の源氏蛍は、2秒光り2秒休む明滅を繰り返します。東日本では、その明滅が4秒に変わるそうです。
オスの蛍はグループ毎に明滅を繰り返し、数の少ないメスに効果的にアピールします。メスを見つけても一斉に飛び寄ったりせず、先ず、グループの代表者(?)が、メスに近寄ります。しかし、メスに気に入られないと、すごすごと元のグループに飛び戻りますが、グループもこれを迎え入れます。
メスは集団でうっすら光ながら産卵しますが、その時オス達はメスが産卵に専念できるように、目立つのを控えます。
(参考:2007.5.16 NHKラジオ)