環境省によると、皇居周辺は昔からホタルが確認されており、明治時代には、「蛍狩り」を楽しむ人々でお濠が賑わったとする文献が残っているという。
環境省では、2005年から生息数や生息域の確認を続けてきたが、年々減少を続けてきた。減少の理由は不明だが、同省では「今後、急激な環境変化が起これば、生息する個体群が絶滅する可能性も有る」と危惧しいた。
そのため、同省は15年から、お濠のヘイケボタルの子孫を保護する取り組みを開始、お濠で捕獲した成虫を室内環境で人工繁殖した後、北の丸公園内の池に放流し、新たな生息域を作ることにした。今年3月には、幼虫約3000匹を初めて池に放流。順調にいけば、今月中にも「発光」する成虫になる。同省は、「ホタルの光で皇居一帯の生態系をより豊かにしたい」としている。
(参考:読売新聞)
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