7日の新聞に掲載された、由紀さおりさんと安田祥子さんのコンサートの広告です。童謡「めだかの学校」の楽譜と、「この曲を、あなたはちゃんと歌えるだろうか。ヒントは、この写真の中。時代を超えて、世代を超えて、誰もが一度は口ずさんだことのある有名な曲です。その中には、日本人ならではの自然に対するやさしい眼差しがあります……。」というコメントが添えられていました。(読売新聞2007.4.7 特別協賛・日本通運)。
私は還暦を迎えましたが、子供の頃、父親に連れて行ってもらった東京近郊の京王線・百草園駅近くの田園風景と、この写真が懐かしくオーバーラップします。一年前に、50年ほど昔の思い出を描いた絵が有りました。 こんな小川に網を入れると、めだかがいっぱい獲れました。この体験が今に続き、地域の小学校の小さな田んぼで稲とめだかを育てています。毎年、オタマジャクシもいっぱい誕生します。
たまたま7日は、新宿御苑に孫娘達と出掛けてきました。開苑100周年を記念して造成された「母と子の森」を見るのが楽しみでした。武蔵野の雑木林を模したり、小川の流れ等が配されて、これから年月を重ねてより自然に深みを増すのが楽しみです。
孫娘達が見つめる先にめだかが群れています。時代と共にめだかを取り巻く環境が大きく変わってしまいましたが、心のどこかに「原風景」を留めて個々に応じた環境意識を持ち続けることが大切ではないかと思います。