7月6日 気象庁、未明に「大雨特別警報」を発令。
気象庁による6日未明の「大雨特別警報」の範囲は、福岡、大分両県の計32市町村になり、10名以上の安否不明者が出ているが、全容は把握されていない。
5日午前0時の降り始めからの雨量は、6日午後3時現在、朝倉市で555.5㍉を観測し、7月の平均値354.1㍉)の約1.5倍に達した。
政府は早朝の記者会見で、自衛隊・警察・消防が、約7800人態勢で救命・救助活動や行方不明者の捜索などに当たっていることを明らかにした。
九州北部には活発な梅雨前線が引き続き停滞し、7日にも断続的に大雨が降る恐れがあり、厳重な警戒が呼び掛けられている。
7月12日 1週間経ち、福岡・大分両県の死者は計25人に上る。
福岡県では、依然として21人と連絡が取れていない。また、福岡県朝倉市東峰村と、大分県日田市では、計1380人が避難所に身を寄せている。床上床下浸水を含む家屋被害は、福岡県・大分県合わせて、676棟に上っている。
7月19日 2週間経ち、犠牲者34人、安否不明なお7人。
被災地では、安否の分からない7人の捜索が続く中、犠牲になった34人の冥福を祈り、黙とうが捧げられた。福岡県・大分県によると、朝倉市・東峰村・日田市などで、いまだ計882人が避難所に身を寄せている。
8月5日 豪雨発生から1か月、犠牲者36人、行方不明5人。
福岡・大分両県のまとめでは、河川・道路・農作物などの被害総額は約1485億円。内、福岡県は約1197億円に上り、5年前に起きた九州北部豪雨の被害額の2倍以上となった。政府は両県の被災地を対象とした激甚災害指定を、8日に閣議決定する。
被災地の朝倉市では、警察や消防が行方不明5人の捜索を続けている。被災地では、今も540が避難所に身を寄せ、福岡県は朝倉市と東峰村で架設住宅計99戸の建設を決めた。流木などの処理完了までさらに1年8か月を要すると見込み、本格的な復興には時間がかかる見込み。
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