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e-Tetsuによる「アート」と「釣り」の生活誌

燃えつきろブロガー

2004-07-13 | ◆ビジネス
人気の出すぎたブログサイトの運営者が燃え尽きて、ついにブログを閉鎖してしまうという話。読者からのプレッシャーと時間的制約から、ブロガーがついにブログサイトを閉鎖せざるを得なくなるという事例が多発しているそうである。残念なことであるが、新しい情報伝達が発達する過程では健全なのかもしれない。

以前もブログの情報伝達を脳の神経に例えたことがあったが、大量の情報が一箇所に集中してしまうと、その部分の機能が停止してしまうというのは、防御機能として自然なものである。ブログも多くの情報が一箇所に集中してしまうと、ブロガーの処理能力を上回って機能停止に陥ってしまうのだろう。

しかし、そのブロガーの周辺には、トラックバックを通じて新しい神経が張り巡らされているはずである。仮に、それまで核となっていた部分が停止してしまっても、そこを迂回するかのように多くの情報伝達経路が元の流れを代替するようになるのではないだろうか。そして、そのブロガーが扱っていたテーマに関する目の細かい神経路が残される。

そういう意味で、人気のあるブログサイトが消えてしまうのは残念だが、それは健全な情報伝達ルートが発展していく過程で不可欠なものなのではないかと感じた。

そんなブログサイトになってみたいもんだけどね。

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