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e-Tetsuによる「アート」と「釣り」の生活誌

富士通とSoftwareAGのSOAソリューション

2005-03-05 | ◆ビジネス
富士通はUKで政府から大型契約を取るなど欧州での地盤が比較的強い。独企業であるSiemensとの合弁会社であるFujitsuSiemensもある。今回は同じくドイツのソフトウェア会社であるSoftwareAGと共同でのSOAソリューション展開の話題である。

"Fujitsu and Software AG plan SOA attack" CBR Online

計画では、両社の持つプロダクト群を統合してIBMやBEAの提供するSOAソリューションに匹敵するものを6月までに生み出すという。記事では下記のプロダクト群が名前として上がっている。

<Fujitsu>
Interstage Business Process Manager

<Software AG>
Enterprise Service Integrator
Enterprise Information Integrator

だが、この組み合わせで一番ユニークと感じられるのは、SoftwareAGがネイティブXMLデータベースTaminoの開発元であり、それをIntegration Metadata Repositoryという新規プロダクトにて利用する点であろう。このデータベースは、Webサービスの分類、バージョン管理などに活用されるという。

Webサービス環境下でのデータのやり取りはXMLが中心となるだけに、今後ネイティブXMLデータベースとどのようにシナジーを出していくのかは興味深い。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
富士通もSOAをやるんですね (東葛人)
2005-03-06 20:52:58
 富士通がSOAを正面から取り組むんですか。以前、富士通はIT基盤のTRIOLEでSOAを一度打ち出そうとして引っ込めたことがありました。富士通にはSOAは位置付かないかと思っていたのですが、ようやく本気になったのですね。
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Unknown (e-Tetsu)
2005-03-10 00:49:34
プレスリリースも英文のみなので、富士通の海外拠点が主導しているプロジェクトなのかもしれません。単なる憶測ですが。
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