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e-Tetsuによる「アート」と「釣り」の生活誌

銭洗弁天はマネーロンダリングの神様か?

2004-12-09 | ◆ビジネス
インド人の友達がやって来た。鎌倉観光に行ったのだが、途中で立ち寄ったのが銭洗弁天。「こりゃ何だ?」と聞くので、「Money Washing Shrineだ。お金を洗えば増えるんだ」などと言って、面白がって一緒に小銭を洗う。

続いて鎌倉の大仏へ向かう道すがら、その友人は「今のMoney Laundering Shrineは…」などと言う。面白いことを言うもんだと思いながらも「マネーロンダリングじゃないって」と抵抗しつつも、以外と「マネーロンダリング」の方が正しい訳なのではないかと思い始める。実際に小銭を洗う様は「Washing」だが、願いは「Laundering」じゃないかと。

気になるので銭洗弁天の起源を探してみると、北条時頼が一家繁栄を祈ったのが始まりという話、源頼朝に夢のお告げがあり、供養をしたら国が繁栄したという話、などが出てきた。いずれも、よって銭を洗えば増えるのだという話になる。一方、弁天の水で銭を洗うと「不浄」が洗い流されて豊かになると説明するものもあった。やはりあながち「Laundering」も間違いじゃないらしい。

先日のニュースで政府がATM送金の本人確認を強化するという話があった。マネーロンダリング対策の強化である。1円からでも本人確認という力の入れようである。とまぁ結論も出ないが今日はここまで。

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