いまがいちばん、あしたもいちばん

まいにちたのしい日々でありますように。。。

私にしかできない弾き方

2009年03月28日 | おんがく
ピアノを習い始めて丸3年。
とても3年とは思えないほどの上達ぶりですよ、などと
先生は励ましてくださるのだが、
それでも、やはり、子どもたちにはかなわないのだ。
小さな頃から習っている子は、やはり指の力の入れ具合が違う。
小学3年生でも、むちゃくちゃ指が動いたりして、
私がどんなに練習してもかなわない。

しかし、子どもたちに絶対勝てるもの。
それは、人生経験だ。
人生経験から出せる、雰囲気というかお色気というか、
切ないムードというか、そういうのなら、負けない。

だから、ゆっくりめでムーディに弾ける曲を選んだ。
始まりをちょっと遅らせてみたり、
ここはちょっと早めに弾いたり、
この音を目立たせてみたり、
ここで一息入れてみたり…
こんなお色気のある弾き方、お子ちゃまにはできないわね!
そんな雰囲気で練習していたのだが。

先日のレッスンで先生がおっしゃったの。
「ねちっこく弾きすぎ。」
「リズムをきちんと刻んで弾けるよう気をつけてね。」

えー。。。ねちっこいのが私の出したい味なの。。。

でも、先生の言われるようにメトロノームに合わせて、等速で弾く練習をしています。。。
全然、雰囲気ない。
違うんだ。私の表現したい気持ちは、等速ではないのだ。

練習は等速でやって、
本番でいきなりはずしたろーかな。。。。
先生、びっくりするだろうな。

いまがいちばん あしたもいちばん!


2 コメント

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マイペースっていいね! (ぴあの)
2009-03-29 17:49:37
自分の弾きかたを意識できるってすばらしい!

型にはまらない(ねちっこい?)もっちさんのピアノを聴いてみたくなりました。

そういう私は子どもと連弾なので
自分を押し殺して子どものペースに合わせて弾くのだが・・・(^_^;)

楽しく弾けたらいいね~
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ヘタウマ? (もっち)
2009-04-02 07:38:30
へたくそに見えるイラストも、デッサンの基礎はしっかり押さえられているイラストレータが描いていたりするように、
リズムを外している演奏も、基礎はしっかりマスターした上で行なわれていることであり、
基礎のできてない私が弾くなんて、10年も20年も早い、ということでしょうか。

自分を押し殺してお子さんのペースに合わせて
優しく練習して、楽しい発表会にしてね~。
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